身体の前面の緊張レベルを下げる
愛知県一宮市の青葦治療院・整体院です。
肩こりで悩む人は多く、そのほとんどは肩が気になって仕方ない、肩をもんでもらいたい、肩を緩めたい、と思っているようです。
これは肩こり以外の症状でも同じですが、症状のある部位だけ考えていても良くならないことが、実はほとんどです。
肩こりに関して言うなら、首の前、前胸部、お腹、前ももと身体の前面の緊張レベルが高くなっていることが多いので、そちらも解消していかないと肩こり改善には近づけません。
コリはストレス反応
人間のストレスに対する反応の代表的なものが
・筋肉を収縮させて固める
というものです。
例えば何かにぶつかりそうになった時などは、身体をきゅっと丸めて緊張させたりします。
あれが身体の色々な部位に起こりえるわけですが、中でも多いのが
・身体の前面を緊張させる
ことなんですね。
これは単純に、ストレスを感じる対象が身体の前面に位置していることが多いことから、そうなっているのだと思います。
身体の感覚情報のほとんどが目からのもので、目は基本的に前を向いているものであることから、身体の前面に意識がいきやすいのもあると思います。
身体の防御反応
ストレスに対して身体の前面を緊張させるのは、自分を守りたいという本能です。
防御反応でしかないため、それがいけないことだとはならないのですが、今を生きる人は、その防御反応が過剰に出ているようです。
今では、身体的なストレスより精神的なストレスのほうが大きく、それに備えようと思うと、ある意味四六時中緊張していないといけない、となっているのかもしれないです。
そういった性質が身体にはあるので、肩こりの治療でも、身体の前面の緊張を取ってあげる必要があります。
身体の前面の緊張でも肩に悪影響
身体の前面の緊張が高まると、実は肩にも影響します。
例えば、大胸筋。
名前のとおり、胸にある筋肉ですが、肩関節を構成する上腕骨や鎖骨にもくっついています。
大胸筋が固まるということは、肩の動きも固くなるということ。
そういったことからも、大胸筋を始めとした身体の前面の緊張をとることが肩こりの治療に有効です。
肩こりだからと言って、肩ばかりにこだわらず他にも目を向けてやっていけると、もっと良くなる可能性が高まります。
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