愛知県一宮市の青葦【あおい】治療院・整体院
院長の加藤です。
加藤は鍼治療をもっともおススメしてます。
その理由を簡単に説明してみたいと思います。
鍼治療や灸治療では
ツボ(経穴)をねらって施術することも多いですが、
単純に『そこが悪そうだ』といった場所にも
施術をすることも多いです。
『そこが悪そうだ』と感じる場所は
どんな場所か?
一番分かりやすいのは
固い(硬い)場所です。
固い=組織が凝り固まっている=循環が悪い=代謝が悪い
といったイメージです。
マッサージでも固い場所は集中して
施術をすることが多いですよね。
ただ、マッサージでは
深い場所はねらいづらいです。
深い場所まで指を押し込もうとすると
ねらった場所の表層の組織が抵抗し
思った通りにねらいにくいからです。
その点、鍼治療は
深い場所をねらうまでの表層の抵抗を
減らして、
ねらいたい場所をねらうことができます。
鍼治療は、シンプルに効率がいい治療だと考えています。
*あくまで鍼治療の一面ですが。
効率がいいということは
時間をかけずに効果を出せるということです。
外科医のオペと比較してしまうのは失礼かもしれませんが、
外科的なオペにおいては
短時間でそのオペを済ませることは
その外科医の腕が優秀であることを示します。
効率がよく時間がかからないということは
それが優秀であることの証明にもなり得ます。
つまり、鍼治療は優秀な治療法なんです。
治療の前段階として
見立て・評価や説明に時間をかけることは
時間の使い方としては有効だと思います。
自分の身体を知ること、学ぶことは
それだけでも健康に結びつくからです。
ただ、実際の治療において
時間をたっぷり使って行うことが
果たして患者さんの利益になるのかというと、
そうではないと思います。
患者さん自身も治療に対して
集中して取り組む必要があることももちろんですが、
そもそも時間というものは
お金と同じか、それ以上の価値を持つものです。
その価値のある『時間』というものを
人生において有効に使う為には
身体のケアをする時間、
症状を改善する為の時間というのは
短いにこしたことはありません。
治療にたっぷりと時間を使ってしまうことの方が、
逆に時間がもったいないです。
治療そのものが人生の目的ではなく、
治療によって身体の健康が保たれる、向上することで
よりよい人生を送ることができる。
治療はあくまでも、その為の一つの手段にすぎません。
できるだけ短時間で治療を終えて、
あとの時間は人生を楽しむ為に使ってほしいですね。
人生における時間の価値も考えながら
鍼治療の時間効率の良さを分かってもらえると
鍼灸師としては嬉しいです。
加藤の持論を展開してみました。
この記事を読んで、
ちょっとでも面白いと感じてもらえたら幸いです。
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