【鍼灸治療は】痛いもの?それでも受ける価値があるもの?

痛みを乗り越えることはスポーツにも似ている 鍼灸治療のすゝめ

愛知県一宮市の青葦治療院、加藤です。

*加藤のプロフィールはこちら

 

針治療を受けられる方、受けたい方にはまず最初にお伝えしたいことがあります。
それは

針は痛いもの

ということです。

針の痛みを乗り越えることでそれ以上の痛みを取り除く

正直にお伝えするなら『針は痛いもの』です。
厳密に言うなら、『痛くても仕方ないもの』です。
そりゃ当然ですよね、針を刺してるんですから。

どれだけ上手く刺したとしても

・痛みの受容器(センサー)に針が当たる
・痛みの受容器が針刺激で反応(興奮)する

などの状況になれば痛みは出てしまうでしょう。
※あくまで加藤個人の考え方です。

でも痛くても受ける価値はあります。
なぜなら、針の痛みを許容することで、その先ずっと続く痛みなどの症状を改善することができる可能性があるから、です。

少し大げさに分かりやすく言うなら、1の痛みに耐えることで10の痛みを取り除く、といった感じです。
10-1=9。
結果的に9の痛みを取り除ける。

そうなるんだとしたら、仮に針自体が痛かったとしても受ける価値がありそうな感じがしませんか?

痛みに耐えることが意識を変える

それに加えて、痛みに耐えて針を受ける、といった状況がその人自身の意識を変えてくれます。

まず、痛みに耐えながら治療を受けている自身の自己評価を高めることにつながるということになります。
簡単にいえば、努力して良くなろうとしている、ということですね。
努力して何かを成し遂げようと(この場合、痛みとします)する自身のことを、自分で認めたくなります。
『ああ、おれ(わたし)頑張ってるな。』

そういった意識の変化は、自分の身体と真剣に向き合おうとする気にさせてくれます

針に痛みを我慢することそのものが結果として、その人自身が自ら良くなろうとする気持ちに持っていってくれるんです。

痛くない針をしてくれるとこもあるとは思います

もちろん痛みのない針をしてくれるところもあるとは思います。
最近では『刺さない針』というのもあるくらいです。
加藤は『刺さない針』は基本的には使いませんが…。

極論になってしまうかもしれませんが、最初に書いたように痛みの受容器が反応してしまったら、それはもう痛みが出てしまいます。
どれだけ上手く針を刺そうと、どれだけ針の切れ味が良かろうと、です。

そう思い至った加藤は、今ではもう『針は痛くないですよ。』とお伝えすることを止めました
正直に『針は痛いものです。』とお伝えすることにしています。

もし青葦(あおい)治療院で針を受けたいと思われた方がいらっしゃいましたら、『針は痛いもの』という前提の上で来ていただきたいと思っています。
そういった心構えで来ていただいたほうが、加藤も全力で治療に臨むことができます

できるだけ良い治療を提供したい、加藤からのお願いでもあります。
頑張って針治療を受けよう、という気持ちに応えられるよう治療に取り組んでいきます。

  

  

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