愛知県一宮市の青葦【あおい】治療院・整体院
身体の不調、ケガ、病気(疾患)のおよそ全てに関わる
炎症
そんな炎症と鍼灸の関係についてのお話しです。
◆◇ 炎症と鍼灸 ◇◆
鍼灸治療の効果の一つに
・抗炎症作用(炎症を抑える)
があります。
炎症を抑える、というのはあくまで過剰な炎症を抑えるという意味です。
炎症自体は、身体の免疫などに関わる仕組みなので。
とはいえ、健康を語る上で、過度の『炎症』は大敵になります。
そんな大敵である『炎症』と戦える鍼灸治療が、色んな病気や症状に効いてくれます。
◆◇ 慢性炎症と鍼灸 ◇◆
過度な『炎症』とはどんな炎症かというと、それは
『慢性炎症』
です。
炎症とは本来、傷ついた組織の修復や免疫の働きなどにより、一時的に起きるものです。
それが、一過性のものではなく、長期的なものになる(慢性化)とどうなるか。
身体が(身体の一部が)、常にとろ火にで煮込まれているような感じになります。
つまり、常に身体にダメージを与え続けてしまう状況です。
鍼灸治療の『抗炎症作用』は、慢性炎症に対して効果を発揮してくれます。
『原因がはっきりしないけど、なんだが調子が悪い』といったような時は、慢性炎症が起きている可能性があります。
そんな症状には鍼灸治療を試してみるといいかもしれません。
◆◇ 炎症と難病 ◇◆
慢性炎症と関係のある病気には
・難病
が多く存在します。
『自己免疫疾患』といって、本来であれば自己を外敵から守るための免疫が、何らかの原因によって自己を攻撃してしまう病気が多いのですが、この『自己免疫疾患』でも『慢性炎症』が体内で起こっています。
難病に対して鍼灸治療が効果を出せる理由を探すとしたら、やはり『抗炎症作用』がポイントになってくると思います。
身体を常に、そして徐々にむしばんでいく『慢性炎症』を抑えることは、難病に限らず、身体の健康を保ち、向上させていく上で大事なことになっていくので、鍼灸治療に『抗炎症作用』があるということを知っておいて損はないと思います。