鍼灸と筋トレ【身体へ負荷をかけることで活性化】

鍼灸治療のすゝめ

愛知県一宮市の青葦【あおい】治療院・整体院

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今のところ、考えられる中ではもっとも『ローコスト、ハイリターン』な健康法

筋トレ(筋力トレーニング、筋肉トレーニング)

そんな筋トレと鍼灸の共通点。

●○ 鍼灸と筋トレの共通点 ○●

鍼灸と筋トレの共通点、それは

『やった(受けた)あとに、痛みや疲れが出る』

というところです。

鍼灸治療では『好転反応』と呼んでいますが、筋トレをした後にも同じような現象が起きます。

・疲れる
・だるくなる
・身体が痛くなる(筋肉痛など)

といった症状は、筋トレでも鍼灸治療でも同じように起きます。

そして、『その症状が治まると前より体調が良くなる(元気になる)』という部分も同じです。

鍼灸治療も筋トレも、身体に負荷(鍼刺激や自重など)をかけることで、身体の代謝などの機能を高める、という点では全く同じなんです。

 

●○ 鍼灸と筋トレと過負荷 ○●

身体に負荷(鍼刺激や自重など)をかけることで、身体機能を活性化させるのは、鍼灸も筋トレも同じ。

『鍼灸がなぜ効くのか?』、という疑問に対しては筋トレの理論で考えてもいいと思っています。

筋トレなどのトレーニングの原理は

・過負荷の原理
・特異性の原理
・可逆性の原理

の3つありますが、その中でも注目して欲しいのが

・過負荷の原理

身体に過負荷を与えることで、身体機能が向上するという原理ですが、それは鍼灸治療にも同じようなことが言えます。

青葦治療院では特に、鍼を筋肉のコリに対して集中的に打っていきますが、それが効果的な理由は『身体に過負荷をかけていることになるから』、とも言えます。

集中的な鍼治療が、身体に対しての過負荷になり、身体の代謝や免疫などの機能を活性化して回復力を引き上げる。

その過程で『好転反応』と呼ばれる、筋トレ後の

・疲労感
・だるさ
・痛み(筋肉痛)

と同じような症状が出ているのだと思います。

鍼灸治療の科学的根拠はまだ明確にはなっていませんが、筋トレが効果的なことは科学的に証明されています。

その筋トレと鍼灸の共通点に、鍼灸の効果を説明できるものがあることは、鍼灸治療をオススメする上で重要なことだと思っています。

 

●○ 鍼灸と筋トレとオーバードーゼ ○●

『オーバードーゼ』という言葉を聞いたことはあるでしょうか。

オーバー(over)+ドーゼ(dose)

ドーゼ(dose)とは、医学用語で

・(薬一回分の)投与(服用)量、(放射線の)照射量
・治療量

といったような意味があります。

そこから転じて、鍼灸治療では

・刺激量

などと訳されます。

鍼灸治療の好転反応は『オーバードーゼ』によって起こる、とも言われます。

身体が鍼刺激のオーバードーゼによって、いつも以上に活性化して、身体がびっくりしているような状況は、果たして身体にとって好いのか悪いのか。

その答えを明確にはできませんが(そもそも鍼灸治療の科学的根拠が明らかになっていないため)、筋トレのことを考えれば、『オーバードーゼ』は問題ないと思います。

お年寄りでも若い人と同じように、筋トレをすれば筋肉は肥大しますし、筋力はアップします。

そして、その時に必要なのはトレーニングの原理にあるように『過負荷』なんです。

『過負荷』とは言っても、『過負荷』過ぎてはいけませんが。
※『過負荷』というのは、少しずつ負荷を上げていって様子を見ながらかけていくものです。

筋トレではお年寄りでも『過負荷』をかけて行うもの。

過負荷に慣れる、適応することで身体が強くなる(機能が高まる)。

だとすれば、鍼灸治療のオーバードーゼ(過負荷)も、様子を見ながら少しずつドーゼを増やしていけば、それに身体が慣れて(適応して)、免疫や代謝の機能を高めてくれるはずです。

ドーゼ(刺激量)は、当然患者さんに合わせてコントロールしていますので、ご安心ください。
好転反応が起きることも当然あります。

鍼灸と筋トレの共通点が分かれば、オーバードーゼ(過負荷)や好転反応が、身体にとって悪いものではないことも分かりますね。

 

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