『自律神経の乱れと頭痛』
自律神経が乱れて頭痛が
愛知県一宮で鍼灸院をお探しの方、青葦治療院・整体院の加藤です。
自律神経の乱れ(自律神経失調症)の症状としては
動悸・息苦しさ | 発汗過多 |
立ちくらみ | 下痢・便秘 |
偏頭痛 | 肩こり |
疲れやすい | 睡眠障害 |
喉の違和感 | 手足の冷え |
などが挙げられます。
そのうち、
・偏頭痛
について説明していきます。
偏頭痛は血管の拡張と関係
偏頭痛が起きる原因としては
・脳の血管の拡張
だと言われています。
広がった血管(血流も増す)が痛覚神経を刺激して頭痛となるようですが、血管を拡張させるのは
・副交感神経反応
です。
逆に交感神経反応が優位になると血管は縮小し、血流は悪くなります。
身体的に弛緩しているほうが偏頭痛が出やすい、ということもできますが、そこで考えたいのは
・全身の副交感神経反応が優位になっていれば、全身の血管が拡張するため、脳の血管の血流が大きく変化することはない
という可能性です。
副交感神経反応が血管を拡張する方向に作用するものの、そこの血流に大きく変化がなければ結果として血管はあまり拡張しないことになります。
つまり、脳血管に関しては副交感神経反応が優位に働き、そこ以外の部分では交感神経反応が優位になっていると偏頭痛が起きやすい、という可能性があるということです。
アンバランスな状態ではあるので、自律神経が乱れているという一つのサインになると思っています。
血管の拡張を抑えるようにする
脳の血管の拡張をどうにかするのであれば、そこに対する改善策としては
・脳から出ていく血流を遮らないようにする
というものがあります。
つまり、
・頭部、頸部の静脈の流れを整える
ということです。
車が渋滞している道から、渋滞を解消させるイメージです。
脳からの血流は、頭蓋骨の隙間から外に出たり、首のほうへ向かって心臓に戻る形になっています。
それらの帰り道(静脈)を整理することで、脳の血管が拡張する、拡張しすぎることを防ぎます。
そうすることで、偏頭痛を起きないように、起きにくくしていきます。
脳の病気が隠れている可能性も
偏頭痛を始めとした頭部の痛みには、脳の病気が隠れている可能性もあります。
そうなってくると、鍼灸治療や整体で治そうとすることはリスク管理的によろしくないです。
確率的には低いので大丈夫ではありますが、万が一があることは頭の片隅に置いておいてください。
そのうえで、鍼灸治療は自律神経の乱れによる偏頭痛の改善に力になれますので、そこは期待していただけたらと思います。
自律神経の乱れでお悩みの方、お気軽にご相談、ご予約ください。
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