自律神経の鍼灸治療【発汗過多】

『自律神経の乱れと発汗』

自律神経が乱れて汗が

愛知県一宮で鍼灸院をお探しの方、青葦治療院・整体院の加藤です。

自律神経の乱れ(自律神経失調症)の症状としては

動悸・息苦しさ 発汗過多
立ちくらみ 下痢・便秘
偏頭痛 肩こり
疲れやすい 睡眠障害
喉の違和感 手足の冷え

などが挙げられます。

そのうち、

・発汗過多

について説明していきます。

状況に合わない身体の反応

『発汗過多』という症状ではありますが、まず発汗自体は全く悪いものではなく、仮に過多であったとしても、やはり悪いものではないということを頭の片隅には置いておいてください。

激しい運動などをすれば、汗をたくさん掻くことが普通であることは分かると思います。

問題になってくるのは、

・特別激しい運動などしていないけれど汗が出る

という状況です。

確かにその状況だと、身体に何か異常が起きているのかもしれないと不安になってもおかしくありません。

安静にしている時には、汗をたくさん掻く必要はなく、身体の反応を落ち着ける必要があります。

心肺機能を落ち着けることで整える

安静にしていても汗をたくさん掻いてしまう理由の一つとしては

・心肺機能の低下

が考えられます。

心肺機能の低下と自律神経の乱れは関連してきます。

心肺機能の低下は

・心臓の機能の低下

・肺機能(呼吸)の低下

になりますが、このどちらもが『発汗過多』を引き起こす可能性があります。

心臓の機能が低下するということは

・血液を心臓から送り出す能力

・血液を心臓に溜め込む能力

が低下することです。

この心臓の機能が低下することによって、身体に活動状態に合わせて血液を送り出し、溜め込む量を変化させます。

心臓が縮む程度と膨らむ程度が変わるということです。

ところが、心臓の機能が低下し身体の活動状態に血液の量を合わせられなくなると、それは身体にとって異常事態です。

身体が危険を感じます。

となると、身体はその危機に対して交感神経反応を過剰に高めてしまいます

その結果として、発汗過多が引き起こされる可能性があります。

呼吸機能も自律神経と関係する

呼吸機能の低下も、『発汗過多』を引き起こす可能性があります。

呼吸も心臓の機能と同じように、身体に活動状態に合わせて変化させます。

身体の活動状態を高めようとする際には、自然と呼吸数も増えますし、呼吸量も増えます。

その時に呼吸機能が低下していると、呼吸数は簡単に増やせますが、呼吸量は増やせません。

そうなると呼吸量が少ない分、呼吸数をより増やす必要があります。

それは身体はより激しく活動しようとする状況を作ります。

その結果、交感神経反応が過剰に出てしまい、発汗過多につながります。

発汗過多の改善は心肺機能から

自律神経の乱れによる発汗過多の症状には

・心肺機能の低下の改善

を目安に治療をすすめていきます。

自律神経という漠然としたものを治療対象にするよりも、心肺機能の低下というより具体的なものを治療対象にすることで、分かりやすくしていきます。

 

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