身体が変化するのを待っています
青葦治療院の加藤です。
施術中に、手を使った整体(手技、クラニオセイクラルなど)の最中は一見するとただ触っているだけ?のようなことをしたりします。
患者さんの感性によっては色々と心身の変化を感じてくれますが、何されてるのかよく分からないという方も多いので、簡単に説明しておきます。
一見するとただ触っているように感じるテクニックを使っている時は実は
・身体が変化するのを【待っている】
時です。
例えば、身体は強い力を加えられると防御反応で緊張を高めてしまう時があります(筋性防御など)。
そういった反応を引き出したくないので、比較的弱い力でゆっくりと深く触るようにしています。
※ケースバイケースですが。
頭を触っている時は特に、微妙な頭蓋骨の動きを感じようとするために触っているだけ、のように感じられるかもしれません。
ただ、これはそういった理由がありますので、ご理解いただけると幸いです。
目を閉じて指先に集中する
後、目をつむって患者さんの身体を操作している時もありますが、それは指先の感覚に集中している状態で寝ているわけではないので大丈夫です。
そういう時は患者さんご自身にも自分の身体の感覚の変化などに目を向けてもらうと、より効果的に施術になります。
身体が変わった、感覚が変わったというような体験をすると、それだけで気分が良くなったり、治療に対して前向きな気持ちになることが多いので、ぜひやっていただきたいところです。