愛知県一宮市の青葦【あおい】治療院・整体院
院長の加藤です。
日本人にも多い
糖尿病。
糖尿病予備軍を含めると
およそ1000万人くらいいるそうです。
そのやっかいな糖尿病ですが、
予備軍を含めて運動が効果的です。
糖尿病には運動が効く
糖尿病には運動が効く
というのは有名な話なので、
聞いたことがある人は少なくないと思います。
実際に運動によって
糖尿病の改善に結びくケースもありますし、
糖代謝(血糖の消費)はよくなります。
運動によって筋肉が刺激されると
筋肉に存在するインスリンのセンサーが反応し
インスリンの働きがよくなる為、
血糖値の過剰に上がってしまうことが抑えられます。
インスリン抵抗性が低くなる、
ということです。
代謝は物理的なチカラでも促される
筋肉を例に挙げてもそうですが、
細胞自体が物理的なチカラによって
代謝をコントロールしている面があります。
細胞は、圧迫、伸張、せん断などの
物理的(機械的)なチカラが加わることでも
代謝を変化させます。
この圧迫、伸張、せん断などのチカラは
運動によっても生まれるチカラです。
運動によってインスリンの働きが高まるのは、
運動によって身体に加わったチカラが
筋肉を含めた細胞に加わることで
代謝が良くなる、
といった具合だと考えられます。
もう少しイメージを深めると
細胞には血糖を取り込んで代謝を行う、
という機能がありますが、
その取り込む入口は普段は閉じていて
インスリンがその入口のカギになっています。
運動によって生まれた圧迫などのチカラは
この入口を刺激し開きやすくするのではないか、
とイメージできます。
鍼灸と運動の組み合わせ
運動が糖尿病に効果があることは
よく知られていますが、
鍼灸治療も糖尿病に効果があります。
ざっくりと言うなら
鍼灸治療は身体の機能を活性化させ
代謝も活性化させるからです。
運動も糖尿病対策には有効ですが、
鍼灸治療も取り入れてみると
もっと効果的な治療になると思います。
糖尿病は難しい病気ですが、
対策がないわけではないので、
まずは出来ることから少しずつやっていけると
改善への道が開けるのではないでしょうか。
コメント