腹式呼吸+胸式呼吸=胸腹式呼吸

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愛知県一宮市の青葦【あおい】治療院・整体院

院長の加藤です。

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良い呼吸は

腹式呼吸

それは、合っているようで

正しくはないかもしれません。

1.お腹を意識しすぎると?

腹式呼吸

と聞くとお腹を膨らませればいい

と考えてしまいますが、

それは少し違っています。

お腹が膨らむのは、

横隔膜が収縮し下にさがるから、

という結果です。

呼吸によって空気が入るのは

結局のところ胸(胸郭)です。

胸が膨らんでいない(あまり膨らんでいない)

ということは

肺に空気が入っていない(あまり入っていない)

ということになってしまいます。

良い呼吸の流れとしては、

1.横隔膜を使って呼吸する

2.横隔膜が下がることで内臓も下がるのでお腹が膨らむ

3.横隔膜が下がることで肺に空気が入り胸が膨らむ

という流れになりますね。

腹式呼吸、お腹を膨らます、

とだけ考えていると、

良い呼吸からは離れてしまいます。

2.体幹全体が拡がる呼吸

良い呼吸と言うのは

お腹を膨らませる

という呼吸ではなく、

お腹も胸も膨らむ(拡がる)呼吸です。

腹式呼吸胸式呼吸

ですね。

胸腹式呼吸

とでも言いましょうか。

やり方はこうです。

1.お腹を膨らませるように呼吸する

2.膨らむお腹を抑えるようにお腹を凹ませる(凹ませるようにチカラを入れる)

3.お腹を凹ませるようにチカラを入れるので胸が膨らむ

といった感じです。

上記の呼吸ができるようになると

お腹も胸も同じように膨らむので、

体幹全体が拡がるようになります。

360°拡張

なんて言葉もあるようです。

仰向けで呼吸をした場合で考えると、

息を吸う際には胸とお腹の高さが同じように上にあがり、

息を吐く際には胸とお腹の高さが同じように下にさがる、

といった形になります。

3.手をおいて感じる呼吸

言葉で聞いても

イメージがわかない場合は、

自分の手で感じながら

呼吸してみるといいと思います。

こんな動画があったので紹介しますね。

胸とお腹に手を置いて呼吸をすることで、

自分の手で胸とお腹の膨らむ動きを

感じながら呼吸を練習できます。

動画では脚を伸ばしていますが、

膝を曲げて脚を立ててやると

やりやすくなります。

興味の出た方はぜひやってみて下さいね。

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