副交感神経よりも交感神経の働きを整えた方がいい説

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愛知県一宮市の青葦【あおい】治療院・整体院

院長の加藤です。

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前回に引き続き

自律神経ネタです。

以前と比べると読書量が減った加藤ですが、

その分、今ある知識を活かして

より深い考察をしてみています。

なぜ副交感神経が注目されるようになったのか?

そもそもなんでこんなにも

副交感神経が注目されてしまうんでしょうね。

医学が進歩しても原因がはっきりしない

症状はたくさんありますし、

不定愁訴

なんてのはまさにそうです。

そういった、一見原因がよく分からない症状に対して

よく使われた理由が

自律神経の乱れ

ということなんだと思います。

自律神経失調症、といったものが

認知されてきたという状況もあったと思います。

そして、調べてみると

副交感神経の働きが悪くなっている(交感神経が優位になっている)

といったことが分かってきた。

だから、

副交感神経の働きを高めよう、

副交感神経が働くようにリラックス状態を作ろう、

といったことになったんだと思います。

人間も動物の一種

ただ、ここで副交感神経に気を取られ過ぎては

いけないと思います。

自律神経は

交感神経と副交感神経が

お互いにバランスを取りあって

働いてくれています。

さらに、人間も動物の一種だということを

考えれば、

実は交感神経の働きを正常化することのほうが

大切なんじゃないかと

最近よく考えるようになりました。

*人間は動物じゃない、といった意見もあるかもしれませんが、

 人間は社会的な動物とも言われています。

 さらに、犬や猫などの動物にも大脳はありますし、

 恐怖や不安を感じる能力もあります。

 人間には理性がありますが、

 本能的な部分もちゃんと残ってますからね。

 人間は動物と言ってもいいと思います。

交感神経は

闘争と逃走の神経、

つまり、身体を動かす為の神経

と言い換えてもいいと思います。

現代人は圧倒的に身体を動かす機会が減っています。

最近では、運動が大切、

といったことが大分認知されてきているので、

状況は良くなってきているとは思います。

ですが、動物からしたら

全然足りないんでしょうね(笑)

デスクワークをしている方なんかは、

動物、といった視点から見ると

かなり異常な状況にいるんでしょうね。

動いているのはほとんど腕だけですからね。

副交感神経が疲れてしまっている?

ということは、

身体を動かす機会が減ったことにより

交感神経がしっかりと使われず、

逆に副交感神経が使われ過ぎているのでは、

ということも考えられるわけです。

そして、副交感神経が働き過ぎて疲弊し

バランスを取る為に交感神経がまた頑張っている、

そんな感じでしょうか。

ですが、そもそも交感神経は

動く為(どちらかというと激しく動く)の神経です。

動いていないのに交感神経が働いている、

といった状況は、

やはり身体に良くないんだと思います。

本来使われるべき時に使われていないわけですから。

しっかりと動く(運動する)ことで交感神経を使い、

身体を休めている時に副交感神経を使う。

人間は動物だと考えるなら、

動く為に使う交感神経のほうを中心に考えた方が

身体の不調は取り除けるかもしれません。

身体の不調で悩んでいる方、

運動する機会、

身体をダイナミックに使う機会が

少ない人は

ぜひ生活に運動を取り入れてみましょう。

まずは簡単な運動から始めてみましょう。

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