愛知県一宮市の青葦【あおい】治療院・整体院
院長の加藤です。
最近、週末は
海津市の月見の森に行って
水晶の湯まで坂道&階段トレーニングを
行っています。
ハムストリングスや臀筋、
そして心肺機能に思いっきり負荷をかけて
遊んでいます(笑)
特に心臓が悲鳴をあげているのが
よく分かります。
その心臓の悲鳴に耳を傾けていると
一つ気づくことがありました。
心臓と横隔膜のつながり
このホームページでもよく説明していますが、
心臓と呼吸に使われる横隔膜は
物理的につながっています。
※引用 プロメテウス 解剖学アトラスより
こんな感じで
横隔膜の上に心臓がのっかっていますよね。
坂道トレーニングや階段トレーニングをすると
心臓はバクバクいいますし、
呼吸も荒くなります。
しばらく休憩しないと
落ち着かないほど乱れます。
そこでふいに考えてみました。
心臓がバクバクいって
普段より心臓の収縮(拡張)が大きい時、
横隔膜はどうなっているのか、と。
心臓の収縮と横隔膜の収縮
さきほどの図を見てイメージしてみて下さい。
横隔膜の上に心臓がのっかっていましたよね。
この状態で、心臓が収縮したとすると
横隔膜はどうなるでしょう。
心臓が収縮しサイズが小さくなるので、
横隔膜は心臓に引っ張られて
上にあがっていくようにイメージできませんか。
逆に心臓が弛緩(拡張)すると
心臓のサイズが大きくなるので、
心臓の下の横隔膜は下に押されるように
イメージできます。
横隔膜が収縮(下にさがる)、弛緩(上にあがる)するという視点でも
心臓の収縮・拡張は関係してくるでしょう。
心臓の収縮に呼吸を合わせてみる
・心臓が収縮する→横隔膜が上がる(横隔膜が弛緩した場合と同じ=息を吐く)
・心臓が拡張する→横隔膜が下がる(横隔膜が収縮した場合と同じ=息を吸う)
といった関係が心臓と横隔膜にはあると思われますが、
この関係を運動に応用できないかと考えてみました。
坂道トレーニングや階段トレーニングでは
心臓の拍動や呼吸が乱れます。
特に心臓の拍動は呼吸と違って
自分で簡単にコントロールできるものではありません。
なので、心臓の拍動を落ち着ける、または心臓の負担を減らす為、
心臓の動きに合わせて呼吸をしてみたらどうだろう、
と考えてみました。
心臓が収縮すると横隔膜は引き上げられるので、
呼吸としては息を吐いたほうが心臓の収縮を邪魔しません。
*息を吐く時は横隔膜が弛緩し上にあがる
心臓が拡張すると横隔膜は下げられるので、
呼吸としては息を吸ったほうが心臓の拡張を邪魔しません。
*息を吸う時は横隔膜が収縮し下にさがる
この心臓の収縮・拡張のリズムと
呼吸のリズムを合わせれば、
心臓の負担を軽くし
動けるのではというアイディアを
今日思いつきました。
このアイディアを次回試してみたいと思うので、
いい感じであればまた紹介しますね。
何か参考になれば幸いです。
以上、加藤でした。
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