愛知県一宮市の青葦【あおい】治療院・整体院
治療家、セラピストに一番必要なものはなにかと聞かれるなら
想像力
と答えたいです。
●〇 想像力は全てに通ずる 〇●
治療では
・問診
・触診
・脈診
・腹診
など様々な診断法を使います。
また、
・鍼灸治療
・指圧マッサージ
・手技療法
・ボディワーク
などの治療方法を使って治療します。
身体を診る際にも身体に手を加える際にも、実は想像力をフルに活用する必要があります。
なぜなら、
・身体にいったい何が起きてるのか
・身体の中の見えない部分には何が起きているのか
・鍼などの刺激が身体に入ることでどんな反応が起きているのか
などの情報は目に見えるものではないことが非常に多いからです。
●○ 知識と経験を掛け合わせて想像する ○●
目に見えないものを感じる為には、想像力が絶対に必要です。
とはいえ、何のとっかかりもなく想像するには、人体は複雑すぎる存在です。
何かをベースにして想像する必要があります。
そのベースとなるものが
・知識
・経験
です。
例えば、解剖学の知識から、今触っているのは何かを想像したり、筋膜の知識から、ここに手を加えるとどう張力が変化するのか、などを想像します。
そういった繰り返しの経験が想像力の精度を上げます。
そしてその結果が、身体を診る能力や身体を触って手を加える能力が向上するといった形になります。
●○ 身体も心も想像力でみる ○●
身体を診る際には想像力が必要ですが、それは人の心を観る際にも必要です。
・この聞き方をすると相手はどう感じるのか
・この触り方をすると相手はどう感じるのか
・どう伝えると相手に受け入れてもらえるのか
などは、想像するしかありません。
もちろん経験からくる推測も重要になってきますが、まずは想像して推測し、推測と実際のギャップを検証する経験を繰り返し積む必要があります。
・人の身体を診る時
・身体に手を加えて治療する時
・相手の心の在りようを理解する時
など、治療のありとあらゆる場面で想像力は必要です。
治療だけでなく、他のことにも言えることかもしれません。
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