動悸、発汗、火照りに鍼灸
一宮市の青葦治療院です。
女性特有の症状として
・更年期障害
がありますが、ホルモンの問題でなる症状ではあるものの鍼や整体で改善が見られた方がいたので紹介します。
患者さんの状況
・50代 女性
・デスクワーク
・やせ型
・仕事中に突然顔に汗が出る(寒くても)
・動悸が強くなる時もある
・夜寝ている時に火照る
など。
更年期障害の改善ポイント
ホルモンの分泌をコントロールするのは難しいので自律神経の働きを整える形で施術していきます。
・首(特に前頸部)
・胸椎
・前腕
・下腿部
辺りを中心とした施術になります。
どんな症状でも基本は同じで、身体を整えていくことで身体が治りやすい状況を作っていく、という形です。
更年期障害の施術内容
・膀胱経の2行線を基準に、首、胸椎部のツボやコリ、筋膜の引っかかり鍼をする
・前腕部の心包経のライン上の阿是穴に鍼
・下腿部の腎経のライン上の阿是穴に鍼
・後頭部周辺の頭蓋仙骨療法
など。
患者さんの経過
初診時の症状を10として(患者さんの主観値、VASスケール)
・1回目:10→10(ほぼ変化なし)
・2回目:10→10
・3回目:10→8(仕事中の発汗が少し減った気がするとのこと)
・4回目:8→8
・5回目:8→8
・6回目:8→5(最初と比べて半分くらいの頻度になった気がするとのこと)
・7回目:5→4
・8回目:4→4
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・10回目:3→3(大分症状は無くなったが完全ではない)
完全に改善した、という結果ではないですが仕事中の不安感はかなり減ったとのことでした。
※あくまで一つの症例です。もっと時間のかかるケースや改善があまり見られないケースもありますので、ご理解ください。