薄毛でメンタルが病んでしまう
愛知県一宮市の青葦【あおい】鍼灸院の加藤です。
薄毛になるにつれて、メンタルへの悪影響が強ります。
心理的にはどんな変化が起きているでしょうか。
薄毛とセルフイメージ
薄毛によって大きく変化するものの一つが
・外見
です。
薄毛を気にする、コンプレックスが生まれてしまうのは、簡単に言えば『外見』が変わってしまうから。
もしくは、『外見』が変わってしまったと思い込んでしまうから、です。
薄毛の程度が軽いほど、変わってしまったという思い込みが強く影響します。
『髪が薄くなる』という現象には、『老化』や『衰え』、『欠陥』、『弱さ』、『栄養不足』など悪いイメージが付きまといます。
そういったマイナスイメージが、その人の主観的な『自分像(セルフイメージ)』を書き換えてしまい、心理的に自分を追い込むことにつながります。
薄毛と自尊心
自分の頭の中の『自分像(セルフイメージ)』が崩れ、自分に対するマイナスイメージが強くなってしまうと
・自尊心
も下がってしまいます。
『自尊心』と聞くと、悪い意味を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、自尊心には
・自分自身を肯定する態度
・ありのままの自分を尊重して受け入れる
という『自分を大切に考えてあげる』といったような意味があります。
『自尊心』を『プライド』と訳せば悪い意味になりますが、心理学的には『自分を大切にする』という好い意味ですよ。
セルフイメージが崩れ、自尊心が下がり、自分を大切にしなくする。
そして、自分のことをダメな人間だと思ってしまう、といったように自分に対する評価を必要以上に下げることにつながってしまうんです。
薄毛は確かに気になってしまったり、コンプレックスになってもおかしくない症状ですが、それだけで自分のすべてを否定するようなものではないですよね。
それでも、自分の中でどんどん解釈を変えて悪い方向に考えがちなのが人間です。
だから、薄毛の問題というのはちゃんと取り組んだほうがいいんですね。
薄毛と進化心理学
薄毛に対する『進化心理学』の捉え方はどうでしょうか。
髪の毛というのはさっき書いた通り、身体の栄養状態、健康状態を反映しています。
髪の毛が元気なほうが、生物学的には好まれやすいということです。
生物の根本的な行動原理は、『繁殖行為』につながっていくものなので、繁殖相手に選ぶのであれば、栄養状態の良い、健康状態の良い相手を選ぶのは適切な選択になります。
つまり、薄毛というのは恋愛や結婚という面では不利に働く、ということになります。
※あくまで進化心理学の観点からのお話ですので、ご理解ください。
やはり、薄毛の問題はできる限り解決していった方が、より良い人生を送れそうです。
薄毛が気になる、と思ったらできるだけ早期に対応しましょう。
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