近視はどうにかなる部分もある
愛知県一宮市の青葦治療院・整体院です。
近視は基本的には
【目の使い過ぎ】
であり、その結果の
【目のピント調整機能の低下】
でもあります。
さらにいうと、加齢とともに治りにくくなるものでもあります。
なので、どうにもならないイメージがありますが、可能性が全くないわけではありません。
今回は可能性を二つほど紹介します。
鍼で目に効くツボをせめる
近視改善の可能性の一つが
【鍼灸】
です。
鍼灸で使うツボ(経穴)には目に効くツボがたくさんあります。
そこに鍼を打つことで目の症状が改善することがあるんですね。
特に、デスクワークなどで目を酷使していて眼精疲労がたまることで、視力が低下しているケースならより効果が期待できます。
加えて、首にも鍼を打つとより効果的になります。
目の動きと首の動きは連動しています(後述します)。
目の動きが固まると首の動きも固まり、その逆もあります。
首の動きが固まるのと視力は関係あるの?と思うかもしれませんが、目を上手く使うためには、負担を減らして使うためには首の動きなどで頭の向きや角度を調整する必要があるんですね。
どんな状況でも基本的に頭を水平に保ちたくなるような性質もあります。
という感じで目に効くツボを使いつつ、首の状態も整えて目に効かせる形になります。
目の使い方を変えるのも【あり】
二つ目のポイントは
【目の使い方を変えて目への負担を減らす】
ことです。
仕事や勉強などでどうしても使いすぎてしまうケースは多々あるので、その場合は目の使い方を少し変えたほうが良いです。
目の使い方はイメージ療法的なものがおすすめです。
イメージを使って目をはじめとした体の使い方を変えるのは複雑な理論がいりませんので。
目の負担を減らすイメージの作り方は、まず
【目に入ってくる映像をどこでとらえるか】
の感覚を変えます。
『眼球という物体があるのでそこで見るんじゃないの?』と決めつけてしまうとそこで終わりなので、一旦それはおいておいてください。
眼球で見ていることには変わりありませんし、眼球の奥にある視神経を通して脳が視覚情報を処理していることは当然なのですが、どこで見ているかの意識(イメージ)を変えることは可能です。
では、どこで見るか、どこで目から入ってくる映像を処理するかですが、それは
【後頭隆起】※後頭部センター辺りにある骨の出っ張り
です。
実際の目の位置よりだいぶ後ろで【視る】感じになります。
あくまでそういうイメージです。
構造的には後頭部にはt後頭脳があり視覚情報の処理に関係なくはないところもポイントです。
で、このイメージを使って視るようにしたとき、自分の体の変化に敏感な人は気づくことがあると思います。
後頭部で視るようにすると、
【自然とアゴを引く】
ようになるんですね。
もっと言うと重心が後方に寄ります。
目を酷使する人、近視の人は無意識レベルで頭が前方に引っ張られています。
視ることに集中するあまり、対象物に体が引っ張られているんですね。
興味のあるものに対しては姿勢が前のめりになる、のと同じ現象です。
それをイメージで後頭部で視るようにすることで、無意識レベルで前方に引っ張られた頭を良い位置に戻してくれるんですね。
『単純にアゴ引けばいいんじゃないか?』と考えてしまう人もいるかもしれませんが、アゴを仮に引いて視るようにしたとすると、その状態で体が前に引っ張りこまれるのを気をつけないといけないので、やることが二つになるんですね。
人間は基本的にマルチタスクが苦手なので、やることはできるだけ一つに絞ったほうがいいんです。
実際には、目でパソコンを見ながらタイピングをしつつ、考え事をするといったようにマルチタスクを強制されるので、やはり少しでもタスクは減らしておくべきでしょう。
他にも目の負担を減らすイメージとしては、
【眼球が水の中にプカプカ浮いている】
というのもオススメです。
具体的には眼球は眼窩という骨で出来た窪みに収まっているので、そこの中に水が入っていて眼球が浮いている、といった具合です。
これもイメージするだけなので、比較的簡単です。
そういったイメージを使って身体の変化を起こそうとすると、結果として余分な力が抜ける感じも出るので、その感覚も分かると尚良しです。
負担のかかっている部分は余分な緊張が入りがちなので。
近視の鍼灸を始めとして、色々ケアの方法はありますので興味のある方は一度お試しください。
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