筋膜のつながり ~表層から深層、体表と内臓~

筋膜 つながり 東洋医学

愛知県一宮市の青葦【あおい】治療院・整体院

院長の加藤です。

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身体のつながりの話をする際に、

筋膜についての説明をすることが多々ありますが、

この筋膜のつながりは

おおよそ身体の表面の

上下左右のつながりについての説明になります。

ですが実際には、

表層から深層、

身体表面と内部(内臓など)のつながりもあります。

1.原(コラーゲン)線維ネットワーク

 

筋膜の定義は

身体の全ての部分を結びつける物理的なつながり

というものが挙げられますが、

この『全ての部分』というのは、

アナトミートレインなどで見られる、

身体の表面上のつながりのことだけでなく、

身体の表面から身体の内部へのつながり

含まれています。

筋膜 つながり 東洋医学

上の図のように表皮から骨の内部にかけて

原(コラーゲン)線維がつながっているのがわかります。

*赤い線を見て下さい。

この図を見ると

確かに身体の表面と内部の組織は

つながっているのだと理解できます。

ポイントは、骨の表面でつながりがとまっているのではなく、

骨の内部にまでつながりがある

ということです。

2.表層から深層に働きかける

 

身体の表面と内部がつながっているということは、

身体の表面への働きかけが

身体の内部へ影響を与える

ということの理由になります。

この場合、

つなげているのは

原(コラーゲン)線維なので、

原線維のネットワークにいかに働きかけるか

ということを考える必要があります。

この原線維ネットワークは

身体のそれぞれの組織が

お互いに干渉しすぎないように

それぞれの組織の間の潤滑をよくし、

滑走させる為のシステムでもあります。

この『滑走』というキーワードを使って、

まず、身体の表面の組織の滑走をよくする為の

働きかけが必要です。

どちらにしてもセラピストには身体の内部に

直接触れることができないので、

身体の表面へのアプローチになります。

身体の表面にしか触れられませんが、

身体の表面の滑走がよくなるということは

その下にある組織の滑走にも影響を間違いなく与えるので、

十分な効果が得られます。

よくあるケースとして、

お腹の表面の組織に働きかけることで、

便秘や下痢が解消されることが挙げられます。

経験的にも

表層へのアプローチが深層に影響を与える

ということは確かです。

3.筋膜から東洋医学を考える

 

身体の表面と内部のつながりがあることは、

東洋医学的な治療である鍼灸治療が

なぜ効くのかを説明する手助けになってくれます。

鍼治療も灸治療も

身体の表面に鍼や灸をすることによって

身体の治癒力や内臓に働きかけます。

身体の表面への働きかけなのに、

内臓に効果が出る、

この一つの理由として、

原線維ネットワークが考えられます。

原線維ネットワークは当然、

内臓にも入り込んでいます。

これから筋膜を含めた身体の構造、システムが

より細かく解明されていくことで

なぜ鍼灸が効くのかということが分かってこれば、

もっともっと効果的な鍼灸治療ができるのではないかと

期待しています。

 

参考文献:人の生きた筋膜の構造 医道の日本社

 

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