骨盤骨折は危険?

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愛知県一宮市の青葦【あおい】治療院・整体院

院長の加藤です。

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医療系のドラマは毎シーズン

だいたいやってますよね。

ドクターヘリ―のドラマなんかは有名です。

ああいったドラマに出てくる

事故現場での診断で、

骨盤の状態を確認する場面がありますよね。

骨盤骨折

交通事故や転落などの大きなチカラが

身体に加わる時、

骨盤が骨折することがあります。

交通事故が最も多いようですね。

骨盤骨折、という言葉の通り、

骨盤を構成する寛骨や仙骨が

骨折するのはもちろんですが、

その骨盤の中に納まっている、

腸や子宮などの内臓もダメージを受ける可能性もあります。

また、骨盤内を通過する大きな血管が

ダメージを受けている場合もあります。

骨盤骨折はなぜ危険か?

骨盤骨折を事故現場などで診ていく

ということは骨盤骨折がそれだけ急をようする

症状だからです。

特に危険なのが骨盤内を通過する血管の

内腸骨動脈

の損傷です。

大きい動脈なので、

損傷すると大出血します。

大出血すると

内臓などの身体が必要とする血液が

不足する為、

生命維持が困難になります。

出血性ショック

とも呼ばれます。

医療ドラマで骨盤の状態を確認しているのは、

危険な骨盤骨折の可能性を疑っていたからなんですね。

危険な病気・ケガから除外していく

命の危機が迫っている事故現場でも

セラピストの医療現場でも、

病気やケガの程度は全く違いますが、

除外診断をしていく

という面は全く同じです。

まず、身体の状態から最も危険と考えられる

病気、ケガの可能性を考え、

その可能性を除外していきつつ、

どんな病気、ケガかを判断していく。

命の危機が迫っている現場と

比較するのは極端かもしれませんが、

通ずるものは感じます。

医療ドラマも実際の現場を参考にして

作っているはずですしね。

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