【難病】多発性硬化症と鍼灸

難病の多発性硬化症は神経の異常 難病

愛知県一宮市の青葦【あおい】治療院・整体院

院長の加藤です。

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指定難病13の

多発性硬化症。

加藤も臨床の場でも時折診ることがありますが、

日本では12,000人ほどいると推定されています。

多発性硬化症とは?

多発性硬化症は

中枢神経系の疾患で、

神経細胞を包んでいる髄鞘というものが壊れてしまい、

中に入っている神経細胞がむき出しになる疾患です。

そういった状態になってしまう理由として有力なのが

自己免疫説

です。

多発性硬化症はいわゆる

自己免疫疾患

である可能性が高いです。

自分の免疫が本来守るべきはずの

自分を傷つけてしまう。

そして、その傷つけてしまう相手が

多発性硬化症では神経細胞の髄鞘なのです。

多発性硬化症の症状は?

多発性硬化症の症状は

中枢神経系が侵されることから

神経症状が表れます。

・視力の低下(視神経)

・目の奥の痛み

・複視(ものが二重に見える)

・目が揺れる(眼振)

・顔の感覚が麻痺する(顔面神経、三叉神経)

・歩きがふらつく(小脳障害)

・認知機能の低下

・排尿、排便障害

・有痛性強直性痙攣

・ウートフ徴候(体温が上がると症状が一過性に悪化する)

など多彩な症状が表れます。

症状の進行は、

再発と寛解(症状が治まった状態、症状が穏やか)

を繰り返しながら慢性化していきます。

症状の良し悪しも個人差が大きく、

障害がほとんど残らない場合もあります。

多発性硬化症と針灸

多発性硬化症に対して

針灸治療ができることはなんでしょうか。

まず自己免疫疾患の要素があることから

免疫力を整える針灸は使えます。

また、針灸には抗炎症作用があるので、

身体の組織の過剰な破壊も予防することにもなります。

さらに、身体の運動障害や感覚障害に対しても

針灸は身体感覚を活発にするので

有効です。

上記の症状に加えて

痛みが発生する可能性も高いので、

痛みに強い針灸は効果的です。

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