胃の周辺の構造から治療する
愛知県一宮市の青葦治療院・整体院です。
食生活が乱れがちな現代人は消化器系の症状をおおよそ抱えています。
中でも
【逆流性食道炎】
を始めとして胃の関連の症状が多いようです。
慢性化することも多いですが、そういった症状にも鍼灸が効いたケースはたくさんあります。
ポイントはみぞおち周辺のリリース
東洋医学的には【胃の気の流れ】というのもありますが、まずはシンプルに
【構造的な胃への圧迫感】
を減らしていきます。
細胞を始めとした身体組織は、圧力や伸張という【メカニカルストレス】によってその機能を増減させます。
その部分から整えていくほうが合理的です。
ですので、みぞおち、その周辺へと手を伸ばしていきます。
胃の内容物が逆流するイメージ
胃への圧迫感が逆流性食道炎を引き起こすイメージを持つとより治療に対して前向きになれます。
胃というのは当然ではありますが、食事を摂ることで膨らみます(大きくなります)
胃が膨らむということは、胃の周りの組織(腹壁など)を外側に押しのけることになります。
その時にもし、腹壁などが固くて外側に押しのけられなかったらどうなるでしょうか。
胃は食事を摂って膨らみたいのに、膨らめない状況になります。
となると、胃はこれ以上膨らめないので胃の外に内容物を出したくなります。
その結果が、元来た道を辿って食道へと押し出されて逆流する、という流れです。
実際にこういった現象が起きているかどうか、は分からないのですが、そのイメージで治療することで良くなるケースが多いので、個人的には合っているのかなと思っています。
構造的に、と呼吸をケア
胃の周辺の構造を胃が膨らみやすくして整えていくのがメインになりますが、それに加えて
【呼吸】
も整えていくとより治りやすくなります。
胃の上にあるのが
【横隔膜】
という筋肉で、これが呼吸のメインの筋肉です。
この横隔膜がしっかりと使えておらず固くなっていたいすると、胃への圧迫感も増しますし、横隔膜を貫通する食道へも悪影響が出ます。
横隔膜もまとめてケアすることで逆流性食道炎が治る可能性を高めることができる、そんなイメージも持って治療に望んでいただくと良いかと思います。
※全ての患者さんに行うわけではありません。あくまでアイディアの一つです。
逆流性食道炎でお悩みの方、一度鍼灸などをお試しいただくことをオススメします。
▼LINE公式アカウントはこちら▼