『自律神経の乱れと肩こり』
自律神経が乱れて肩こりが
愛知県一宮で鍼灸院をお探しの方、青葦治療院・整体院の加藤です。
自律神経の乱れ(自律神経失調症)の症状としては
動悸・息苦しさ | 発汗過多 |
立ちくらみ | 下痢・便秘 |
偏頭痛 | 肩こり |
疲れやすい | 睡眠障害 |
喉の違和感 | 手足の冷え |
などが挙げられます。
そのうち、
・肩こり
について説明していきます。
身体のムダな力みは肩に出やすい
肩こりの原因になり得る自律神経的反応は
・ムダな力み
です。
不必要に、無意識に身体に力が入ってしまっている人は少なくないのですが、そのムダな力みも自律神経の反応の一つと言えます。
身体を力ませるのは
・交感神経反応
になりますが、これは
・逃走、闘争反応
であるため、自分にせまった危機に対して逃げるために動くか、闘うかの反応になりますので、より大きな力を出そうと力みます。
そうなると、身体の筋肉の中でも大きな筋肉に特に力が入ることが考えられます。
それをイメージしながら肩こりを感じさせやすい筋肉を考えると、肩の筋肉では
・僧帽筋
が連想されます。
実際に、肩こりでお悩みの方は、僧帽筋が固まっていることがよくあります。
その他の、僧帽筋以外の肩周辺の筋肉も固くなっていることは多いですが、交感神経反応が高まっているということを考えたり、その目的を考えていくと、肩周辺の筋肉の状態に自律神経の乱れが表れやすいと思われます。
呼吸も浅くなり回数も増える
その他に、肩こりを引き起こす可能性のある交感神経反応は
・呼吸数の増加
というものがあります。
そして、その呼吸は首肩にある呼吸筋を使いやすい呼吸になりやすく、首肩の筋肉を使った呼吸の回数が増えるということは、それだけ
・肩こり
が起きやすくなるということです。
安静時の本来の呼吸は、お腹にある
・横隔膜
を主としたものです。
その本来の呼吸であれば、首肩の呼吸筋はあまり使われません。
自律神経の乱れがあると、呼吸の仕方や呼吸の回数自体が増えてしまうということは、あまり馴染みがない知識だと思いますので、ぜひ念頭に置いて自律神経の乱れの解消に取り組んでください。
身体の力みと呼吸に目を向ける
肩こりが自律神経の乱れによって引き起こされるとしたら
・ムダな力み
・呼吸
という側面からアプローチをしていくと改善する可能性が出てきます。
単純なリラックス、リラクゼーションではなかなか肩こりは改善しませんので、そうではない方法で自律神経の乱れを改善していきましょう。
自律神経の乱れにより肩こりでお悩みの方、お気軽にご相談、ご予約ください。
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