ぎっくり腰は早く痛みをとったほうが楽
愛知県一宮市の青葦【あおい】治療院・整体院、院長の加藤です。
最近、加藤もなってしまいました
・ぎっくり腰
先日、ビーチボールバレーやってしまったようです。
加藤自身の経験もたくさんありますが、ぎっくり腰にも鍼灸は効果的ですよ。
ぎっくり腰とは?
ぎっくり腰を他の言い方にすると
・急性腰痛
となります。
急性なので、何かしらの一つの出来事によって腰が急に痛くなってしまうといった形です。
患者さん自身がビックリするのは、
・特別何か重たいものを持っていない
・激しい運動をしたわけでもない
という状況でもぎっくり腰になってしまうからです。
むしろ、
・床にあるものを拾いあげる
などの【ちょっとした動作】でなるのが特徴です。
ぎっくり腰にもいろんなパターンがあり、
腰を前屈すると痛いパターンや、
腰を後ろに反らすと痛いパターン、
または、
筋肉そのものが損傷するパターンや、
筋肉を包む筋膜が損傷するパターン、
腰の骨(腰椎)が損傷するパターンなど
様々なケースがあります。
さらに、痛みがある部分に
炎症が起きているパターンと
筋膜や関節のひっかかりが起きているパターン、
などもあります。
炎症でも引っ掛かりでも鍼灸
ぎっくり腰の一つのポイントとして、
炎症なのか、引っ掛かりなのか
が挙げられます。
これは、厳密に鑑別することは難しいです。
明らかに腫れていれば分かりますが、
経験上、腫れが明らかなケースは少ないです。
ですが、鍼灸治療は
炎症であっても引っ掛かりであっても
効果を発揮してくれます。
鍼にも灸にも炎症を抑える効果がありますし、
筋膜の引っ掛かりにも効果的です。
ただし、引っ掛かりの場合、
表層の筋膜ではなく、
関節を包む関節包が
引っ掛かっているケースがありますので、
その場合は鍼が特に有効です。
イメージとしては、
鍼を関節包にまで刺入し、
鍼先で引っかけて鍼を引き上げ
関節包の引っ掛かりをとるイメージです。
加藤の経験上では、
関節包の引っ掛かりだと
思われるケースが多いので、
鍼治療をまずおススメしてます。
腰椎と骨盤の動きを引き出す
ぎっくり腰のような急性の症状であっても、
関節の動きや姿勢を整える方向で
治療をすすめると良い結果が出やすいです。
腰の痛い部分に鍼灸治療をしますが、
骨盤の仙骨の付近や、
殿部(お尻)、
お腹(腹筋)や鼠径部にも
鍼灸治療をすることで、
腰の骨(腰椎)と骨盤の
動きと位置関係(姿勢)が良くなるので、
腰の痛い部分への負担が減らせますし、
単純に動きやすくなるので、
楽になります。
痛みと共に動きを改善することが、
ぎっくり腰からの早期回復のポイントになります。
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