廃用症候群~長期安静のリスク~

プロメテウス

愛知県一宮市の青葦【あおい】治療院・整体院

院長の加藤です。

*加藤のプロフィールはこちら

 

皆さんは『廃用症候群』という言葉をご存知でしょうか。

訪問マッサージ・訪問鍼灸を利用される方は、

寝たきりや自力で歩くのが難しい方が多く、

日中の活動量が少ないので『廃用症候群』になってしまうことが多々あります。

この『廃用症候群』ですが、いったいどんな症状なのか。

説明していきたいと思います。

1.廃用症候群とは?

 

廃用症候群とは、

・長期の安静や、活動量の低下によって起こる様々な症状

のことを言います。

どんな症状が出るかというと

・筋肉がやせほそる(筋委縮)

・関節が固まる(関節拘縮、筋固縮)

・骨がもろくなる(骨萎縮)

・心肺機能の低下

・飲み込みが悪くなり肺炎を起こす(誤嚥性肺炎)

・脳の機能低下(脳萎縮)

などの様々な症状が引き起こされます。

長期の安静による影響は非常に大きく、

筋力に関しては、

1週間の安静によって約10%の筋力低下

が起きてしまうと言われています。

長期安静⇒動けなくなる⇒さらなる長期安静⇒寝たきり

といった具合に、非常に危険な状況になってしまいます。

2.なぜ廃用症候群になるのか?

 

では、なぜ長期安静や活動量の低下が廃用症候群を引き起こすのか。

一言で言うなら

・人間の身体は動いていないとその構造と機能を維持できないから

です(人間以外の動物もですが)。

高齢者でなくても、この現象は起きますのでご注意を…。

身体は常に刺激(圧迫、伸張、せん断、重力など)を受けていますが、

この刺激に身体は反応し変化を起こします。

骨が丈夫になったり、筋肉が強くなったり…。

これらの刺激量は動いている中で多くなります。

逆に安静にしていると刺激量が少なくなります。

一番分かりやすいのは筋肉でしょう。

しっかり筋トレをして刺激(負荷)を与えれば

筋肉は太くなり、筋力も上がります。

逆に、筋肉を使っていない(運動不足)と、

刺激が足りず筋肉は細くなり、筋力は低下します。

筋委縮

です。

身体の調子が悪い時は、安静したほうがよいと強調されがちですが、

安静にしすぎると体力は低下し、

高齢者の方ほど廃用症候群を引き起こしやすいです。

ただし、刺激が必要だからと必要以上に身体に刺激(負荷)を与えるのは注意が必要です。

3.どんな治療、リハビリをしたらいいのか?

 

動いていない、何もしてないから廃用症候群になる

ということなので、その治療はどうするかというと

とにかく動かす

ということになります。

・筋力トレーニングで固まった関節を動かし、筋肉も刺激する。

・マッサージで身体をもみほぐし血流を良くする

・呼吸を促す、整えるよう胸郭、横隔膜の動きを引き出す

などの方針で治療、リハビリをしてきますが、

その中でも、呼吸にも注目して治療、リハビリをすすめていきます。

横隔膜 呼吸

廃用症候群

廃用症候群の方は、呼吸機能も相当低下しています。

呼吸は生命維持の為の機能として、必要不可欠です。

呼吸機能が高まれば血流も良くなりますし、筋肉もほぐれて

関節の動きも良くなります。

呼吸という基本的な機能から始まり、

日常生活に必要な動作を行える身体

になるよう関節と筋肉の機能を引き出していきます。

4.とにかく予防が大切!

 

さて、廃用症候群について色々と説明してきましたが、

実は治療、リハビリよりも大切なことがあります。

それは、

・廃用症候群にならないように予防する

とうことです。

・なってからどうするか、よりもならないようにどうするか

ですね。

どんな病気もですが、予防がなによりも大切です。

ベットの上で寝たままでも出来る運動もあります。

簡単なことからでもいいので、始めてみましょう。

 

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写真引用:プロメテウス 解剖学アトラス

 

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