自律神経でも見方を変えて治療する
愛知県一宮市~岐阜の青葦【あおい】鍼灸院の加藤です。
当院にも
・自律神経失調症
・自律神経の乱れ
なのではないかと悩まれている方がよく来院されます。
おおよそ、そういった症状は慢性化するのですが自律神経という言葉から離れたほうが、自律神経に関係する症状は改善しやすくなります。
自律神経が体調を乱すのではなく逆で考える
多くの方が考えているのは
・自律神経が乱れて体調が崩れる
ということのなのですが、実際には逆だと考えています。
体調が乱れた状態に付随して自律神経が乱れているだけ、と捉えるほうが腑に落ちます。
加藤の治療における経験則にはなるのですが、自律神経の乱れと訴える患者さんであったとしても、自律神経を整えるという意識で施術するよりも、シンプルに身体の状態を改善するという方針にしたほうが結果として患者さんの悩みが解決する傾向にあります。
本当に自律神経が乱れているかはよく分からない
加えて、自律神経の乱れとは言いますが、実際に乱れているかはよく分からないんですね。
一応、心拍変動という数値で自律神経の状態を測ることはできるのですが、それも確定的なものではありません。
病院の診断においても、具体的に自律神経の状態を検査したことのある人はいなんじゃないかと思います。
ですので、自律神経の状態はよく分からないとしておくのが妥当で、そのよく分からない自律神経よりも、身体の状態から観る改善点をどうにかしたほうが体調が良くなる可能性は高まります。
また治療の成果も分かりやすくなります。
呼吸が大きなポイントになる
自律神経が乱れている、と訴えられる患者さんの特徴の一つとして
・呼吸機能の低下
が挙げられます。
呼吸は低下すると身体全体に悪影響を与えます。
そしてその悪影響は自覚にくいレベルで身体全体に満遍なく広がります。
地味に、じわじわと身体を蝕んでいくイメージです。
また、明確に自覚できないからこそ、自分で意識することもないので、そこを改善しようとは思わないポイントでもあります。
だからこそ、自律神経が乱れているという状況から抜け出せなくなります。
呼吸はあくまで一つのポイントですので、他にも身体の状態に合わせて施術をすすめていきます。
・自律神経失調症
・自律神経の乱れ
と思われている方は、お気軽にご相談、ご予約ください。
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