膝の痛みがなかなか改善しない方へ
スポーツや生活習慣、仕事中での作業などにより、膝の痛みを感じることがある人は少なくないと思います。
さらに、その膝の痛みがシップや安静にすることでも治まらず、慢性化している人もいると思います。
膝の関節には、歩くだけでも体重の2~3倍の負荷が掛かりますし、階段の昇り降りでは6~7倍かかります。
直立二足歩行の人間は、腰もそうですが、元々膝を痛めやすい生き物でもあります。
直立二足歩行をやめることはできないので、膝を痛めて、かつ慢性化した時、放っておいても治らなくてもおかしくありません。
痛みがなかなか改善しなかったり、頻繁に膝が痛くなる人は、そのまま放っておかずに鍼灸治療などでケアしていったほうが良いかもしれません。
このような膝の痛みでお困りではないですか?
・階段の昇り降りで膝が痛む
・正座が痛くてできない
・普通に歩いているだけで膝が痛む
・スポーツをすると膝が痛む(ジャンプ動作など)
・椅子から立ち上がるだけでも膝が痛む
膝の痛みを抱えている患者さんの共通点
・股関節の動きが固い
・前重心の傾向が強い
・腰の背骨(腰椎)の前弯のバランスが悪い
・女性に多い
・歩行の際に、脚をまっすぐ振り出せない
・足首の動きが固い(特に背屈)
膝の痛みへの施術
施術のポイントは(分かりやすく筋肉名で)
・大腰筋
・ハムストリングス
・殿筋群
・前脛骨筋
・後脛骨筋
・大腿四頭筋
などです。
通院ペースについて
膝の関節には負荷が掛かりやすく、二足歩行の影響を受けやすいので、改善のスピードは緩やかになりがちです。
また、膝の状態として
・膝の軟骨がすり減っている(半月板を含める)
・膝の中の靭帯が痛んでいる
ケースも多いです。
軟骨や靭帯はそもそも治りにくい構造物ですので、それも治るスピードが遅くなってしまう理由です。
通院ペースは
・週に1回(遅くても2週に1回)
・1か月から3か月ほど継続する
というのを目安にしてください。
効果には当然個人差があり、改善しても理想通りまで改善しなかった、というケースもありますので、しっかりとご自身で症状の変化に注力していただき、治療を継続するかどうかを決めていただければと思います。
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