愛知県一宮市の青葦【あおい】治療院・整体院です。
・肝臓
・腎臓
・心臓
・肺
・大腸
・胃
など、内臓の症状で困っている方は少なくないと思います。
鍼灸治療では、内臓に直接鍼を刺すわけではありませんが、身体の表面付近への鍼は内臓の調子も整えてくれます。
★☆ 内臓と鍼灸治療 ☆★
内臓に効かせる鍼のポイントは
・お腹
・背中(腰)
です。
腎臓であれば腰の腎臓の裏あたり、子宮であれば仙骨、卵巣であれば臀部、胃であれば背中の胃の裏あたり、といった部位に内臓の調子が表れますが、その部位がそのまま治療すべき部位になることがほとんどです。
背中や腰だけでは足りない場合は、お腹にも鍼をしていきます。
触診で変化を確認しながら、身体に居座った筋肉のコリを取り除いていきます。
★☆ 内臓と筋肉のコリ ☆★
内臓の調子が背中や腰の筋肉のコリとして表れるのは、
・筋膜(結合組織)
で身体の内部と表面がつながっているからです。
身体の内部にある内臓と、身体の表層にある筋肉、そのつながりがあるから内臓に効かせる鍼も可能だということです。
★☆ 内臓と可動域 ☆★
関節の可動域、という言葉を聞いたことがある方は少なくないと思いますが、実は内臓にも可動域が存在します。
関節の可動域ほど明確なものではありませんが、呼吸における横隔膜の上下運動(収縮と弛緩)や、体幹の動き(前屈、回旋など)と連動して、内臓も動いています。
内臓の動きがなくなると、その周囲の結合組織(筋膜)が固まってしまい、結果として内臓へのストレスになってしまいます。
『内臓マニピュレーション』という手技では、内臓の可動域を広げて身体の不調を改善していきます。
鍼で筋肉のコリを緩めることで、内臓の調子が改善する理由の一つに、筋膜のつながりを通じて内臓の可動域も改善するから、という理由も考えられます。