膝の変形の痛みに鍼灸が効く
青葦治療院、加藤です。
膝の痛みの代表例と言えば
・変形性膝関節症(膝の痛み)
です。
変形があることによって痛みに鍼が効くのか紹介していきます。
痛みはどれだけとれるのか?
まず痛みが完全にとれるかというと
・分からない
というのが結論です。
これは断定できないことです。
膝の変形がある、といっても程度があります。
完全に軟骨がすり減り無くなった状態で、骨と骨が直接ぶつかって痛みを発している場合、痛みをとるのがかなり難しくなります。
場合によっては手術をしたほうがいいケースもあります。
逆に言うと軟骨のすり減りが少なければ少ないほど、痛みはとれやすくなります。
なので、早期から身体のケアをしていくことが重要です。
どんな症状でも同じなんですけどね。
他の膝の痛みを引き起こす要因
膝の痛みを引き起こすのは膝の変形だけではなく
・筋力不足
・膝の上下の関節の不具合(股関節、足首)
・体重
などがあります。
うち、筋力不足と体重に関しては本人の努力次第な部分です。
膝の上下の関節の不具合は修正ができる部分で、鍼はそこにも効いてくれるので膝の痛みをとる相乗効果になります。
痛みを引き起こす要因の割合次第
痛みがどれだけとれるかを簡単に考えてみると
・膝の変形
・筋力不足
・膝の上下の関節の不具合
・体重
という要因があって、それぞれの要因の割合によって痛みのとれる割合が変わってきます。
例えば、
・膝の変形:9割
・筋力不足:1割
・膝の上下の関節の不具合:0割
・体重:0割
の割合で膝の痛みが構成されているとしたら、まず筋力不足は改善可能な要因なので1割は痛みがとれます。
そして膝の変形が9割の部分は、残念ながら鍼でとることは難しいです。
他には
・膝の変形:1割
・筋力不足:1割
・膝の上下の関節の不具合:3割
・体重:5割
の例であれば、膝の変形1割以外はとれるので9割膝の痛みがとれることになります。
実際には、ここまで明確に数値化はできないので最初に書いた通り、どれだけ痛みがとれるのかは『分からない』という答えになってはしまうのですが。
それでも膝の痛みがとれる部分はあるので、一度試していただけると良いかと思います。
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