愛知県一宮市の 青葦【あおい】治療院・整体院
針灸治療は医療の中では
・代替医療
・補完代替医療
といったように呼ばれています。
意味は文字通り
・通常医療の代わりに用いられる医療
で、通常医療とは薬や手術にあたります。
針灸治療は代替医療。
ではその代替医療の役割とは何でしょうか。
加藤はその位置付けを
・通常医療では手が届かないところを取り扱う
ものだと思っています。
◆◇ 統計にはない可能性 ◇◆
手の届かないところを取り扱う、少し言い換えると
・かゆいところに手が届く医療
です。
通常の医療では何をもとに薬や手術などが提供されるのか。
それは『統計』です。
薬なんかはまさに統計的に効果があるもの、が薬として認可されてますからね。
ここでは分かりやすく薬を例にとって考えてみます。
たくさんの動物実験や実際にヒトの身体で試す治験などを得てデータをとり、統計的に効果があると認められたものが薬として世の中に流通するわけです。
◆◇ 薬は効くけど… ◇◆
なので、薬は『効きます』。
ちゃんと統計をとって答えを出していますからね。
でもそれをある個体(ヒト)に当てはめたときに、どうしても効かない場合や副作用が強く出てしまう場合もあります。
薬の効果を試す実験も、個体の状態や状況によっては効果が違ってくることがありますからね。
薬を使うヒトがみんな、画一的な状態や状況でいるわけではない、ってのがポイントになってきます。
薬は効きます。
でも、状態や状況によっては効かないこともある。
多数派と少数派なら、多数派にフォーカスしているのが統計的な結果ですからね。
とはいえ、薬を使う自分が多数派に所属しているのか、少数派(例外)に所属しているのかは分かりません。
薬も使ってみないと分からないところがありますよね。
そういう覚えがある人は少なくないと思います。
病院の先生から、『薬が合わなかったら教えてくださいね。違う薬を処方しますから。』と言われたことがあったりしますよね。
◆◇ 一人ひとりに最適化した施術 ◇◆
結局のところ、医療もひとそれぞれ。
大きな流れとしては薬も効果は期待できる。
けど、効かない場合もある。
薬はそれぞれの個体(ヒト)に最適化するのが苦手かもしれません。
薬はたくさんありますが、ある程度組み合わせにもパターンがありますし。
そのパターンが効かないケースもあるわけです。
そこで使ってみて、試してみて欲しいのが『針灸』を始めとした代替医療。
加藤のオススメする針灸治療は、それぞれの個体に最適化した施術を提供することができます。
ひとそれぞれに合った施術。
もっとこうして欲しいのに…。
もっとこうなりたいのに…。
といったニーズにも応えやすい鍼灸治療。
問診して、身体を触って、皮膚を確認して、脈をとって…。
たくさんの情報を集めて、知識と経験からその人に合った、最適化された施術を提供する。
それが鍼灸治療を始めとした代替医療の強みだと思っています。
効果的な薬がない難病の方などにも、一度は試して欲しいものです。
◆◇ 根拠はなくとも試してほしい ◇◆
ただ正直に書かせていただくと、鍼灸治療にはまだ科学的な根拠がありません。
統計的には『効く』という明確な結果が出ていないんです。
でもそれは、『効かない』という明確な結果を示しているわけではありません。
『効く』とも『効かない』ともいえない状況。
なので加藤は、まだ『針灸には可能性がある』と考えています。
統計的にはデータをとるのが難しいであろう、個人に合わせた最適化された施術。
それを提供できるなら、十分に効果がある施術になると思っています。
東洋医学で使うツボも、『決まった場所にある』と想定されているものなので、そこは薬と似ているんですが、そのツボの場所もひとそれぞれ微妙に違うところにあるとすれば…。
その微妙な違いを捉えて施術することができれば…。
そう考えると、針灸にはまだまだ可能性があると言えます。
どんな医療も同じですが、『試してみないと分からない』ことがある、というのが正直なところ。
だからこそ、鍼灸治療も試して欲しいと思い、こんなブログを出してみています。
興味をもった方は気軽にご相談くださいね。
メールやLINE@でも大丈夫です。
最後になりますが…(ここは重要なとこです!)、
加藤は薬を否定するつもりは全くないので、もし勘違いさせてしまったら申し訳ありません。
例え話として薬を例に挙げているだけです。
ご了承ください。
コメント
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