愛知県一宮市の青葦【あおい】治療院・整体院
院長の加藤です。
今現在、難病指定の
IgA腎症
を患っている患者さんのケアをしているので
少し紹介したいと思います。
IgA腎症とは?
IgA腎症は指定難病66で、
病気の原因はまだ分かっていません。
原因は分かってはいませんが経過としては、
免疫グロブリンの一種である『IgA』というタンパク質が
腎臓の糸球体(糸状の組織が入り組んだもの)に沈着して、
慢性的な腎機能の低下を引き起こします。
どんな症状が出るのか?
IgA腎症の症状は主に
・タンパク尿
・血尿
・高血圧
・腎不全
で、病気の進行は基本的には緩やかです。
喫煙や肥満はIgA腎症の増悪要素になるので、
禁煙や減量は効果的です。
病院では通常、免疫抑制剤(ステロイドなど)を使用し
症状を抑えていくようです。
腎機能が低下した場合、
タンパク質を制限する必要が出てくるため、
タンパク質の分、糖質を摂取する量が増えるため、
糖尿病を併発するケースもあるようです。
糖尿病を併発するとより難しい状況になってしまいます。
針灸治療で身体のケアを
さきほどいったように、
IgA腎症が引き起こされる原因ははっきりわかっていませんので、
病気の原因をどうにかする、といったことは難しいと思われます。
ですが、QOLを引き上げることは十分に可能です。
IgA腎症では腎臓も機能低下しますが、
免疫グロブリンが関与している以上、
肝臓の機能低下もありえます。
なので、腎臓と肝臓の機能を高めるような施術を
針灸で行います。
内臓の機能を高めることは
針灸の得意分野です。
病気の原因はどうにかできなくとも、
その症状を軽減し、生活の質をあげることに貢献する。
それも針灸治療の、鍼灸師の役割だと思っています。
難病等でお困りの方、針灸治療に興味が出ましたら、
お気軽にご相談ください。
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