愛知県一宮市の青葦【あおい】治療院・整体院
院長の加藤です。
指定難病11
重症筋無力症。
重症筋無力症への針灸治療について考察していきます。
重症筋無力症とは?
重症筋無力症とは、
・自己免疫疾患
で、筋肉と神経のつなぎ目が自己の抗体によって
破壊されてしまう病気です。
男女比が1:7で女性に多い病気で
40代前後で発症するケースが多いようです。
病気の原因は未だによくわかっていませんが、
胸腺が何かしら関与していると思われます。
重症筋無力症の症状は?
重症筋無力症の症状は、
筋肉と神経のつなぎ目が障害されることから
・筋力低下(身体のどこにでも起こりうる)
・易疲労性(疲れやすい)
の症状が主となり、筋力低下のよくあるケースとして、
・まぶたが下がってしまう(眼瞼下垂)
・ものが二重に見えてしまう(複視)
・発語がうまくできない
・飲み込みが悪くなる(嚥下障害)
・呼吸がしにくくなる(呼吸障害)
などが挙げられます。
重症筋無力症の針灸治療
重症筋無力症に対して針灸治療で何ができるか考察してみます。
重症筋無力症の主な症状は筋肉に表れます。
筋肉の症状であれば、針灸で十分に対応可能です。
まず、針の効果によって筋肉の収縮を促すことができます。
そして、筋肉の緊張状態をととのえてくれるので、
筋収縮がしやすくなります。
また、針灸治療は免疫の働きを整えてくれます。
重症筋無力症などの自己免疫の過剰な反応を
落ち着かせる方向に促します。
花粉症などのアレルギー疾患にも効果があることからも分かります。
筋肉や免疫の働きを整えてくれる針灸治療、
まだ試していないようでしたら、一度お試しください。
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