不定愁訴(原因不明の痛みなど)と鍼灸【一宮市の鍼灸院】

肩の痛みなどの不定愁訴と鍼灸 鍼灸治療のすゝめ

愛知県一宮市の青葦【あおい】治療院・整体院

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鍼灸治療に期待して来院される患者さんの中には

『原因不明の痛み(症状)』

を抱えている方が少なくありません。

原因不明の症状を

『不定愁訴(ふていしゅうそ)』

と言いますが、仮に原因不明であったとしても、身体に表れる症状(所見)を取り除いていくことで、解決に道は開けます。

 

●○ 不定愁訴と東洋医学と気血水  ○●

東洋医学の良いところは

気・血・水

などの概念を使って身体を診ることができることです。

独特で、やや曖昧な物差しではありますが、その概念から身体を診ることで、症状改善のヒントを見つけることができます。

東洋医学には、東洋医学ならではの可能性があります。
※付け加えると、西洋医学にも、当然同じことが言えます。

気・血・水のなかでも、鍼灸治療をするうえで特に着目するのが

です。

東洋医学的な診断名を挙げると

・気滞
・気虚

といったものになります。

『気』というと、ちょっと胡散臭くなってしまいますが、

気=身体の働き(代謝、免疫、神経系など)

と考えてください。

そう考えると

気滞=身体の働きを邪魔しているものが在る状態
気虚=身体の働きが低下している状態

と訳すことができ、分かりやすくなります。

どちらも『気の流れ(身体の働き)が悪い』状態ではありますので、『気の流れ(身体の働き)』を高める方向で治療をすすめていきます。

 

●○ 不定愁訴と鍼治療  ○●

不定愁訴の治療では、身体に表れる気血水の乱れを探していくことになりますが、その時とてもヒントになるのが

筋肉のコリ

です。
※厳密に言うと、筋肉のコリというよりは筋膜組織(コラーゲン線維)の硬化なのですが、分かりやすく筋肉のコリと考えてください。

筋肉のコリを目印に治療をすることには、治療点としての意味だけでなく、その分かりやすさにもあります。

まず、筋肉のコリというと、多くの方にとって身に覚えのある感覚だということ。

患者さんにとって、想像しやすい感覚だということは、鍼灸師と患者さんの意思疎通をスムーズにしてくれるということ。

身体の変化を患者さんと共有できるというのは非常に大きいです。

また、鍼灸師にとっても筋肉のコリは、『手で探せる』ものなので、診断がシンプルになり、治療もシンプルになります。

診断も治療もシンプルになれば、再現性も高くなります。

同じ効果を誰にでも出せる、というのは患者さんにとっても安心です。

 

筋肉のコリは慢性化すればするほど、広範囲になっていきます。

その広がり方は、人それぞれで、形もアメーバ状になっていたりします。

身体に悪さをしている筋肉のコリ鍼で退治していく、そんなイメージを持ってもらえるといいと思います。

 

●○ 不定愁訴と治療成績  ○●

青葦治療院での不定愁訴の治療成績を少し挙げてみますと

・原因のはっきりしない身体中の痛み(一週間ほど休まないといけないくらい)
 ↓↓↓
 3回の治療で症状消失

・原因や場所がはっきりしない目の痛み(ほぼ毎日)
 ↓↓↓
 2回の治療で症状消失

・原因不明のめまい(目の周りの圧痛なども併発)
 ↓↓↓
 2回の治療で症状消失

などです。

ここで挙げたのは、治療がスムーズにいった患者さんですが、治療に時間のかかる場合ももちろんあります。

ですが、身体に悪さをしている部分(気の流れの乱れ、筋肉のコリの広がり)を探っていき、そこを治療していくいことで解決への道を作っていきます。

原因不明だからといって、諦めずに治療をしていきます。

少しでも良くなる可能性を探って、全力で治療させていただきます。

 

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