心の前に身体を治す
岐阜市で鍼灸院をお探しの方、青葦治療院・整体院です。
コロナが流行してからメンタルが悪化した人が続出したそうですが、メンタル系の疾患の治療というのは、おおよそうまくいかなかったり長期化する傾向にあります。
そんなときに鍼灸を試してみたいと考える方が来院されるのですが、メンタルの症状に対してはまずフィジカル(身体)から直していくことをオススメします。
心を治す、となるとゴールが遠すぎる
心と身体が互いに影響しあっていることはよく知られていますが、正直心を治すと考えると、果てしなく困難なものに思えてきますよね。
心を治す、考え方を変える、好みを変える、といったことを意図的に行えるかというと、おそらくそれはメンタルの悪化していない健康的な方でも困難です。
ですので、メンタルについては一旦距離を置くほうが良いかと思います。
メンタルではなく、フィジカル、身体をどうにかする方向のほうがまだ全然可能性があります。
身体の状態が悪化することでメンタルにも悪影響が出ることはよくありますよね。
思い返してもらえれば、ほとんどの人に身に覚えのあることだと思います。
頭が痛ければ、気分が悪くなり何もしたくなくなったり、肩が凝って重たいとか痛いとかあれば、気になって仕事に集中できないなど、です。
逆に、頭の痛みが取れれば痛みによるある種の絶望感も払しょくできますし、ぎっくり腰が治って痛みなく動けるようになると、どこかに出かけよう、買い物に行こうなど前向きな気持ちになります。
頭が痛いことによる気分の悪さを根性や精神力でなんとかしようと思っても難しいです。
もちろん、無理していつも通りにふるまうことはできますが、その心は痛みが取れずして晴れることはないと思います。
おそらく多くの人は心に重きを置きすぎる
心が先か肉体が先か、みんながそういうわけではないですが、どうも多くの人は心に重きを置きすぎている気がしています。
心が重要なことは当然ですが、肉体ありきの心です。
誰かが助けを求めていたとして、その求めに応えようとする人が体中が痛くて身動きがとれない状態だったらどうでしょう。
人を助けたいという【心】があったとしても、【肉体】が動かなければその心は達成されないですよね。
身体あってこその心、そもそも肉体の一部である脳が心を作っているわけですし。
心が何かを感じることも、身体の感覚器官が外界の情報を取り入れているからです。
やはり、心は身体という土台あってこそ成り立つものです。
進化の過程を考えても、身体(細胞)が作られてから心が発生していますよね。
心の病、というワード自体に拘束される
心の病、メンタルの悪化、などある意味強烈なインパクトを与えるワードが今の世界は溢れているので、どうしてもそこを気にしてしまうのは仕方のないことのなのかもしれないですね。
人間、自分で思っている以上に言葉の影響、その言葉を耳にする回数、その言葉を発した人の権威などに影響されています。
ですが、そこに縛られずなんとか合理的に身体と心の関係を捉えてもらえると、メンタルの症状であっても解決する可能性が出てきます。
本人にそれが難しいなら、周りからの助言も捉え方を変えるきっかけになると思います。
メンタルの症状であったとしても、まずは身体から治していく。
興味の出た方は、お気軽にご相談、ご予約ください。
▼LINE公式アカウントはこちら▼