愛知県一宮市の青葦【あおい】治療院・整体院
院長の加藤です。
治療院・整体院などの来られる方は、
様々な身体の悩み、症状を抱えていると思います。
痛みやしびれ、内臓の働きが悪い、
姿勢が悪い、よく体調を崩す、
などなど。
身体の悩み、症状などは
それが自分で自覚できるようになって、
始めて気づくことになりますが、
実は、そもそもそういった状態になる前に、
予防することのほうが大切です。
1.東洋医学と未病
西洋医学と比べると馴染みがない東洋医学。
その東洋医学には、
未病
という概念があります。
未病とは簡単に言うと、
病気になる手前の状態
ということです。
病気だとはっきりは言えないけど、
その兆しが実はある状態です。
東洋医学では、
この未病と言う概念をとても大切にしています。
なぜかというと、
東洋医学では病気を治すこと以上に、
そもそも病気にならない身体にしていく
ことを目指しているからです。
なので、
東洋医学の治療においては、
本治法(病気を根本から治す)
を重要視します(対症療法も大事です)。
根本から治し、病気の原因が取り除かれれば、
病気にならない身体を作ることが可能だからです。
現代風に言うなら、
病気を予防する
となります。
東洋医学は予防医学
と言い換えると伝わりやすいかもしれません。
2.東洋医学で全身を診る
では、東洋医学の診断においては、
どのように病気の兆しを発見し、
未病から予防するのでしょうか。
それは、
全身の気血の流れ
から判断します。
気血の『血』に関しては、
そのまま血液の流れと捉えられるので、
分かりやすいと思います。
『気』の流れに関してはもう少し説明が必要ですね。
東洋医学で言うところの『気』とは、
身体の表層を流れているエネルギーの流れ
で、主に内臓の状態を反映していると言われています。
つまり、内臓の状態が身体の表層に表れます。
なので、身体の表層を触ったり、見たりすることで、
内臓の状態を把握することが出来るのです。
それぞれの内臓の気は、
ある一定のライン(幅はあります)に沿って流れますので、
それぞれのラインをチェックしながら、
全身を観察していきます。
また、ラインごとの関係性もあるので、
それらも考えると身体が色んな視点から見えてきます。
そうやって集めた情報と、
問診(カウンセリング)によって聞きとった話を統合し、
身体の状態を判断します。
身体の状態が分かれば、
どこに本当の原因があるかが分かりますので、
あとは、その原因に対して対処するだけです。
3.東洋医学と西洋医学を組み合わせる
東洋医学は未病から身体を守る予防医学だと言いましたが、
西洋医学も予防医学を大切にしてます。
病気にならない健康な身体を作る為に、
食事を改善したり、
運動習慣を取り入れたりと、
その辺りの重要性を大きく訴えています。
東洋医学と西洋医学では身体の診方は違ってきますし、
治療法も違ってきますが、
両方を組み合わせて、
いいとこどりをすれば、
もっともっと身体を健康にする力になってくれると思います。
最近では、テレビや雑誌にも、
身体の健康の為の情報が沢山あふれています。
病気になって初めて健康の大切さを知る人は多いと思いますが、
出来ることなら病気にならないほうが幸せです。
東洋医学と西洋医学を駆使して、
未病から予防する
病気にならない身体を作る取り組みをしてみてはどうでしょうか。
青葦治療院でも、そういった取り組みを行っていますので、
興味のある方は気軽にご相談下さい。
東洋医学を使った治療の無料お試し体験も
随時受け付けています。
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