見て触って聞いて作る【ボディイメージ】

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愛知県一宮市の青葦【あおい】治療院・整体院

院長の加藤です。

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脳梗塞後遺症のリハビリにおいて

運動療法は重要です。

リハビリの手技には

川平法ボバース法など

色々ありますが、

カトウ治療院では

川平法を取り入れてみています。

ただ動かすだけではないリハビリ

ここでは川平法がどんなものかは

詳しくは説明しません。

要点としては

・運動によって使う部位の筋肉や皮膚を刺激すること

口頭指示によって運動の種類を意識させること

・繰り返し何度も何度も繰り返すこと

といった具合です。

例えば、肘の曲げ伸ばしのリハビリでは

肘を曲げる際には肘を曲げる筋肉である

上腕二頭筋(肘を曲げる筋肉は上腕二頭筋だけではないですが)

の上の皮膚をタッチして

肘をのばす際には肘をのばす筋肉である

上腕三頭筋の上の皮膚をタッチします。

その動作に加えて

肘を曲げる際には

『曲げて』と声かけして

肘を伸ばす際には

『伸ばして』と声かけしながら

その動作を行います。

さらに、その動作を

目で確認しながら行います。

あとはそれを何度も何度も繰り返します。

『曲げて』『伸ばして』と何度も声かけする為、

念仏のように聞こえてしまうかもしれませんね。

五感を使って脳を活性化

脳梗塞後遺症などの脳の損傷には

脳の機能をいかに回復させるかが

ポイントになってきます。

脳を活性化ですね。

脳は運動や外界からの刺激によって

反応します。

つまりは感覚刺激です。

ちなみに、運動では

固有感覚(関節の動きや位置関係を認識する感覚)

の刺激も脳に入ります。

あとは、皮膚感覚や

視覚、聴覚ですね。

なので、自分がいまやっている動作を見たり、

その動作を声かけなどによって音として

認識することは、

脳への刺激量を増やします。

ただ運動するだけでなく、

五感をフルに使って運動することで、

リハビリの効果は向上します。

身体の内側に意識を

五感を使って身体の動きを意識することは

身体の内側に意識を向けることになります。

今、自分の身体の関節がどんな動きをしているか、

どの筋肉に力が入っているか、

どの動き、どの筋肉が上手く使えてないか、

など意識することで、

リハビリの効果は全く違ってきます。

身体の内側に意識を持っていくことは

リハビリとしては少し地味で地道な方法になりますが、

自分の身体が今どうなっているかを知ることは

大切なことです。

リハビリ自体が地味で地道なものですけどね。

運動やリハビリに取り組む場合は、

自分の身体の内側に意識を持っていってみると

また違った効果があるかもしれません。

ぜひ試してみて下さい。

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