一宮市の青葦治療院の加藤です。
この記事では耳鳴りでお悩みだった方が鍼治療で改善したという症例の、一つを紹介したいと思います。
耳鳴りでお悩みの方の参考になれば幸いです。
耳鳴り治療のポイント
・構造的に異常がある場合(耳石が剥がれているなど)
・突発性難聴後の耳鳴りは、突発性難聴に対して迅速に対応(
・耳周辺の組織(筋肉、筋膜、神経)に鍼などで働きかけて、
・治療後の変化が分かりにくいことも少なくない
・鍼をすると、痛みを強く感じることがある
など。
耳鳴り改善症例
・50代男性
・突発性難聴後の耳鳴り(右のみ)
・めまいや吐き気、頭痛などはなし
・起きてる間は、ずっと耳鳴りがある
など。
身体の状態
・うなじに深い横ジワがある
・首の皮膚が余っている
・首の可動域が狭くなっている(特に回旋)
・首の前側の筋肉が硬い(短縮している)
・右耳の上(側頭部)のむくみが強い
・右耳を上下左右に引っ張ってみると、
・全体的なバランスとしては、頭部が前に出ていて、
など。
治療の目安
・首の可動域の改善(動きの範囲が狭いということは、
・耳周りのむくみの軽減
・耳を引っ張った際の引っ張りやすさの変化
・首の前側の筋肉の硬さの変化
など。
施術のポイント
・首の横のライン
・側頭部
・胸椎
・斜角筋群
・胸鎖乳突筋
など。
耳鳴りの経過
初診時を10とする、患者さんの主観の数値の変化
・一回目:症状10→9
・二回目:9→9
・三回目:9→8
・四回目:8→5
↓
・(少しずつ軽減)
↓
・九回目:3→3
最終的には、耳鳴りが全くない状態にはならなかったものの、