糖尿病の神経障害など
愛知県一宮市の青葦鍼灸治療院の加藤です。
糖尿病と言えば、代表的な生活習慣病です。
※2型糖尿病。
糖尿病の症状としては
・神経障害(手足のしびれなど)
・易疲労感
・免疫力低下
・浮腫み易さ
などがあります(まだまだ沢山ありますが)。
根本的な原因としては
・インスリンが効きにくい(インスリンの抵抗性が高い)
・インスリンの分泌そのものが低下
になるのですが、その結果
・エネルギー不足(血糖を使えなくなる)
・循環不良(血管がダメージを負う)
が起き、様々な症状が出るわけです。
糖尿病に鍼灸ができること
糖尿病に対して鍼灸ができることを挙げる前に、まずできないこと。
それは
・インスリンの分泌がなくなったものは戻せない
ということ。
鍼灸の力は0→1にするものではなく、
1→2、や1→5、にするといったものです。
つまり、無から有にすることはできないということです。
これは、自然治癒力を引き出すということが、身体が持っている力を引き出すということだからです。
無くなってしまったものは元には戻せません(私個人は特に、そう思っています)。
ですので、鍼灸でできること、やるべきことは
・今ある機能をできるだけ高める
ということ。
鍼灸で代謝や免疫を活性化させてインスリン抵抗性を抑えたり、循環不良を改善する。
そうした中で、身体を作り変えていく。
そんなイメージを持って治療し、また治療を受けてもらいたい思っています。
糖尿病は長期戦
糖尿病自体が長い時間をかけて作られる症状です。
簡単に症状が改善する、とは思わずに向き合ってもらいたいと思います。
そして、できるなら鍼灸だけに頼るのではなく生活習慣も一緒に改善してけると、より良くなる可能性は高まります。
そもそもが生活習慣が原因で引き起こされていますので。
体質改善は時間を必要としますが、コツコツやっていくことが結果的に近道になると思っています。
▼LINE公式アカウントはこちら▼