肩の痛みがなかなか改善しない方へ
肩の痛みがあることで、日常生活の中の家事動作や仕事中の作業の腕の挙上動作をする度に痛みを感じることは、慢性的なストレスになります。
仮に、その肩の痛みが小さかったとしても人間は、腕を使って何かをする生活をする生き物なので、肩に何か不具合があれば治りにくいですし、その小さな痛みが悪化していく可能性もあります。
また、肩の痛みが睡眠時の寝返り時にも出るケースがありますが、そうなると睡眠の質も悪くなってしまい、肩が痛いだけでは済まなくなりますし、肩の痛みが睡眠の質によって治りにくくなります。
肩の痛みの中には、五十肩などで特別肩を動かしていなくてもずっと痛い、痛みが強いケースもありますが、痛みに対しては鍼灸治療は適応力がありますので、肩の痛みに対しては鍼灸治療を試してみると良い結果が出るかもしれません。
このような肩の痛みでお困りではないですか?
・寝ている時も肩が痛くて眠れない
・腕を挙げると肩が痛む
・肩が痛くて背中が掻けない
・腕が背中に回せない
・肩が痛くてスポーツができない
肩の痛みを抱えている患者さんの共通点
・肩がいかり肩
・肩がなで肩
・首の動きが悪い(特に、頭が上を向けない)
・体幹部が細い(薄い)
・肥満体型(または腕の筋肉量が多い)などにより、腕そのものが重たい
・呼吸が浅い
・腰椎の前弯のバランスが悪い
肩の痛みへの施術
施術のポイントは(分かりやすく筋肉名で)
・棘上筋
・棘下筋
・広背筋
・僧帽筋
・小胸筋
・前鋸筋
などです。
通院ペースについて
肩の痛みが強い、五十肩や四十肩の場合は、できるだけ早期に対応していく必要があります。
また、スポーツなどにより筋肉自体(棘上筋など)が損傷している場合もありますが、その場合はどうしても痛みの軽減が緩やかになってしまいます。
さらに、肩関節周辺には靭帯組織が多いのですが、そちらに不具合があるケースも治りにくくなります。
通院ペースは
・週に1回(遅くても2週に1回)
・1か月から3か月ほど継続する
というのを目安にしてください。
五十肩などは炎症反応が強く、患部への鍼刺激は軽めにしていくことになりますので、その分回数が必要になります。
効果には当然個人差があり、改善しても理想通りまで改善しなかった、というケースもありますので、しっかりとご自身で症状の変化に注力していただき、治療を継続するかどうかを決めていただければと思います。
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