愛知県一宮市の青葦【あおい】治療院・整体院
院長の加藤です。
日本人に非常に多い
腰痛
ですが、
腰痛の原因はどこにあるのでしょうか。
なぜ腰が痛いのか?
腰痛は
非常にありふれた症状ではありますが、
実はその原因はハッキリしないことがほとんどです。
例えば、腰部椎間板ヘルニアなど
身体の自体に異常がある場合でも、
腰痛を起こす人と起こさない人がいます。
逆に、何も画像所見がない場合でも
腰痛を起こす人と起こさない人がいます。
それだけの情報からでも
実は腰痛の原因というのが
ハッキリしないことが分かります。
余談ですが、
日本人は世界的にみても
座位姿勢(椅子などの座っている姿勢)をとっている時間が
とても長い民族のようです。
そのあたりも腰痛の原因と関連してくるかもしれません。
痛みのある場所に原因があるとは限らない
腰痛では
腰の痛みが非常に強かったり、
慢性的であることから
どうしても腰に意識が集中してしまいます。
なので、腰痛でお困りの患者さんは
腰をしっかりと治療してほしいと言われることが多いです。
ですが、腰をしっかりと治療するだけでは
腰痛を解決することは難しいです。
さきほども話したように
腰痛の原因はそもそもハッキリしないものです。
その状態でさらに腰だけを意識してまった、
腰にアプローチするだけの治療では
腰痛を改善できることにはつながりません。
腰以外の部位に手を加える必要がある
ということです。
腰痛は股関節をチェック
腰痛に対する治療で
腰以外に診るべき部位はどこか。
それは
股関節
です。
股関節が上手く使えていないと
腰に悪影響が出ます。
よくみられる症状として
股関節の屈曲拘縮
があります。
股関節の屈曲拘縮とは
股関節が屈曲(前に曲がる)状態で固まってしまう状態です。
この股関節の屈曲拘縮が起きてしまうと
腰の動きも制限されてしまい、
かつ、腰が反りこみ過ぎた状態で固まりやすいのです。
加藤の経験上も
股関節の屈曲拘縮が改善すると
腰痛もそれに伴って改善することがよくみられます。
以上のように、
腰痛に対するアプローチとして、
腰だけを診るのではなく
腰以外の股関節などの部位を診て
アプローチすることで
腰痛が改善する道が開けます。
腰が痛いからといって
腰だけを診てもらえばいい、
腰だけ治療してもらえばいい、
と思わずに、
股関節など他の部位も診ながら
治療をすすめていく必要があるということを
分かっていただけたら幸いです。
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