気の流れが整えば体調も整う整体観【一宮市鍼灸】
愛知県一宮市の青葦【あおい】鍼灸院の加藤です。
鍼灸を始めとした東洋医学をベースにした治療の方針は
・気の流れが整うことで様々な症状が治る
というものです。
そこについて、誤解を受けることが時折ありますので説明したいと思います。
東洋医学の治療に具体性を求めないほうが良い
『治る』という部分には、
・症状が改善する
・未病のうちに治す(病気になる前に病気にならないようにする、というような意味です)
という意味が込められています。
気の流れさえ整えば何でも治る、と解釈してしまうのは拡大解釈しすぎになってしまうので注意が必要ですが、それに加えてご理解いただきたいのは
・具体性のあまりない治療をする
ということです。
気の流れ、という目に見えないものを指標としていますし、その気の流れが整うということもイメージしにくいものでもあります。
ですが、それが東洋医学における整体観ですので、そういうものだと思って受けていだだくことをオススメしています。
こちらとしては、気の流れを
・身体の動き
・身体の緊張度合い(力み)
・呼吸
・身体の寒熱
などを総合的に観て、分析して捉えていますが、それは患者さんにとって馴染みのない知識や感覚なので、理解するのは難しいと思います。
ですのでやはり、東洋医学の治療に具体性はあまり求めて受けないほうが良いのかな、と考えています。
具体性がないことが可能性でもある
具体性がないことは、良くないことのように思う方も少なくないと思います。
確かにそれは一理あるのですが、具体性がないからこそ良い、という面もあります。
具体性のあるものを追求していったものが、画像診断や薬などになるわけですが、鍼灸院に来院される方のほとんどは、そういった形の医療で体調が良くならなかったから鍼灸院に通われていることが多いです。
東洋医学はあいまいな部分がありますが、そのあいまいさがあるからこそ、様々な症状に対応できる可能性があると思っています。
東洋医学はイメージしにくい学問であり治療でありますが、そこに今の身体の不調を解決できる可能性、苦しみから解放される可能性がありますので、興味の出た方はまず一度試していただくことをオススメします。
▼LINE公式アカウントはこちら▼