愛知県一宮市の青葦治療院・整体院、院長の加藤です。
男性には縁のない、女性にしか分からない月経にまつわる症状。
月経不順・生理痛・月経前症候群(PMS)には鍼灸治療を試してみてはどうでしょうか。
月経と鍼灸
月経にまつわる症状としては
・腹痛
・腰痛
・だるさや眠気
・微熱
・頭痛
・めまい
・吐き気
・下痢
などがありますが、それらを引き起こす主な原因は
ホルモンバランスの崩れ
です(風邪の症状にも似てますが)。
女性は生理周期の変化に伴ってホルモンバランスも変化するので、その変化に身体がついていけなかったり、免疫や代謝が悪くなってしまったり、自律神経の働きが狂ってしまったりして、身体に色々な症状を引き起こしてしまうわけです。
つまり、鍼灸治療においても改善すべき点は、そこになります。
腰回りと足を中心に
月経不順などの症状の鍼灸治療で狙うべきポイントは主に二つ。
・腰回り(お腹も)
・足
です。
腰の状態が悪いと子宮にも悪影響が出ます。
子宮の収まっている骨盤の状態が腰に出てくるからです。
腰に針をしっかり打つことで子宮にその効果が響いて、子宮の機能を整えてくれます。
足への鍼灸治療で大事なツボは『三陰交』。
このブログでも何度か紹介している、非常によく使うツボ。
基本的なツボほど使いやすく、効果が出やすいようです。
『三陰交』には針もしますが、お灸もしておきたいところ。
足の冷えも子宮にはよくないですからね。
妊娠のしにくさにも関係してくるくらいですから。
あとは、全身をチェックしてバランスを整えるように治療します。
はりは女性の味方です
ちなみに、鍼灸治療は生理中にもオススメです。
そもそも針は痛みを取り除くことを得意としていますし、身体の免疫や代謝を高め、整えてくれますので、生理の症状も和らげてくれます。
鍼灸治療のおまけの効果として、風邪をひかなくなった、という話も聞きますので、やはり体質から変化が起きているということなんでしょうね。
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