月経(生理)不順・生理痛・月経前症候群(PMS)と鍼灸

月経不順や生理痛、月経前症候群(PMS)には鍼灸治療 鍼灸治療のすゝめ

『ホルモンバランスは考えても意味がない(鍼灸では)』

月経不順などでも要点は身体を整えること

愛知県一宮市の青葦治療院・整体院、院長の加藤です。

男性には縁のない、女性にしか分からない月経にまつわる症状。

・月経不順(生理不順)

・生理痛

・月経前症候群(PMS)

には鍼灸治療を試してみてはどうでしょうか。

月経と鍼灸

月経にまつわる症状としては

・腹痛

・腰痛

・だるさや眠気

・微熱

・頭痛

・めまい

・吐き気

・下痢

などがありますが、それらを引き起こす主な原因は

・ホルモンバランスの崩れ

です(風邪の症状にも似てますが)。

女性は生理周期の変化に伴ってホルモンバランスも変化するので、その変化に身体がついていけなかったり、免疫や代謝が悪くなってしまったり、自律神経の働きが失調してしまったりして、身体に色々な症状を引き起こしてしまうわけです。

つまり、鍼灸治療においても改善すべき点は、そこになります。

ホルモンバランスは一旦考えなくても良い

ですが、ホルモンバランスを鍼灸でコントロールするのは当然のように難しく、正直、他の院などで主張されているようにな『ホルモンバランスを整える』という訴求には疑問を抱いてしまいます(2024/8/31に記述)。

そのホルモンバランスを整えるという訴求に、『病院でのホルモンバランスのチェックをこまめに行ってください』という助言が加わっていれば、まだ良いかなとは思います。

というのも、身体を診ただけでは、触っただけではホルモンバランスが乱れていることは分からないからです。

※『ホルモンバランスが乱れていると思われます』という仮説を立てているだけであれば問題はありません。

ホルモンバランスを整えるという方針の問題点は

・そもそもホルモンバランスが狂っているという状況を正確に把握できない

・ホルモンバランスが整ったことを正確に把握できない

ということです。

とはいえ、鍼灸治療に求められることは何よりも

・病院などに通院しても治まらない症状を改善してくれること

ですので、結果として生理不順などの症状が治まるのであれば良いのかなと思います。

月経不順なども単なる体調不良として診る

月経不順(生理不順)、生理痛、月経前症候群(PMS)などの女性特有の症状は、他の身体の不調とはまた違ってものとして扱われがちですが、そうではなく

・多くの人が経験する体調不良の一つ

と捉えていくほうが治療の進め方としては妥当だと思っています。

月経不順などが起こるのは、

・何か身体に具合の悪い部分がある

・何か生活習慣に悪い部分がある

として考えたほうが良いです。

上記の考え方は、月経不順などの症状でなくても、身体の不調のほとんどに言えることであり、そのほとんど不調の改善策でもあります。

つまり、特別なことなどはせずに

・普通に身体の調子が悪い部分を治していく

・悪い生活習慣があれば改める

で良いということです。

女性特有の症状は他の症状とは違うとハードルを上げてしまっているのが、症状が改善しない要因の一つにもなり得ますので。

腰回りと足を中心に

月経不順などの症状の鍼灸治療で狙うべきポイントは主に二つ。

・腰回り(お腹も)

・足

です。

腰の状態が悪いと子宮にも悪影響が出ます。

子宮の収まっている骨盤の状態が腰に出てくるからです。

腰に針をしっかり打つことで子宮にその効果が響いて、子宮の機能を整えてくれます。

足への鍼灸治療で大事なツボは『三陰交』。

このブログでも何度か紹介している、非常によく使うツボです。

基本的なツボほど使いやすく、効果が出やすいようです。

あとは、全身をチェックしてバランスを整えるように治療します。

鍼は女性の味方です

ちなみに、鍼灸治療は生理中にもオススメです。

そもそも針は痛みを取り除くことを得意としていますし、身体の免疫や代謝を高め、整えてくれますので、生理の症状も和らげてくれます。

鍼灸治療のおまけの効果として、風邪をひかなくなった、という話も聞きますので、やはり体質から何かの変化が起きているということなんでしょうね。

 

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