第2頸椎がポイントになりがち
一宮市の青葦治療院・整体院の加藤です。
週に何回も起きることがある
・偏頭痛
ですが、薬の効きが悪いケースも多く、慢性化している方は少なくないです。
そういった頭痛の症状に対して鍼治療の効果がみられた症例の一つ紹介したいと思います。
※頭痛には脳の病気から来るものもありますので、そういった場合は病院受診されることをお勧めします。
患者さんの症状
・40代 女性 普通体型
・立ち仕事
・1週間に2、3回の頭痛(5年ほど続く)
・特に側頭部やコメカミが痛くなる
・薬を飲んでもあまり効かない
・ひどい時は1日中痛い
・ドライアイ
・首こり、肩こりも強い
など。
偏頭痛治療の内容
・胸椎の際に鍼(定喘、心兪、肺兪あたり)
・後頭下筋群に鍼(風池、天柱、完骨など)
・側頭部、コメカミに鍼(太陽など)
・斜角筋群、胸鎖乳突筋リリース
・鎖骨下筋リリース
・クラニオセイクラル
など。
症状の経過
初診時の症状を10として(患者さんの主観値、VASスケール)
・1回目:10→8(偏頭痛の頻度が少し減った)
・2回目:8→5(頻度が半分くらいになった)
・3回目:5→4(症状のぶり返しはなし。少しずつ良くなっている感じ)
・4回目:4→4
・5回目:4→4
・6回目:4→4(最初と比べたら全然楽だが、頭痛は完全になくなっていない)
↓
↓
・13回目:1→0(1週間、全く頭痛が無かった)
施術を継続していくことで、偏頭痛が改善されました。
慢性的な症状ほどやはり時間がかかる傾向にあるようです。
頑張って治療を続けていただいた成果だと思います。
※あくまで一つの症例です。もっと時間のかかるケースもありますので、ご理解ください。