愛知県一宮市の青葦【あおい】治療院・整体院
鍼(はり)
と聞くとどうしても痛いイメージを持たれてしまいますが、実際のところはどうなのか。
痛くても受けたほうがいいのか。
加藤の持論にはなりますが、お話したいと思います。
▼▽ 鍼=針ではない ▽▼
『はり』と聞くと注射針の『針』をイメージされる方が多いようですが、東洋医学で使う『鍼』と『針』は全くの別物です。
注射針は血管などに薬などを入れる為に空洞があり、『鍼』よりも太いものになっています。
裁縫で使う『針』もあり、これは『鍼』と似てきますが同じではありません。
『鍼』の種類にもよりますが、『鍼』は『針』よりもずっと細いものです。
また『鍼』とは、その技術を含めて『鍼』です。
とても細い『針』を使い、東洋医学的な診断やツボ、気血水の流れに合わせた治療を行う、それが『鍼』です。
▼▽ 鍼は痛いものか? ▽▼
『針』という言葉のイメージもあり、どうしても痛いイメージを持たれてしまう『鍼』。
実際はどうなのかというと、『痛くない時は痛くないし、痛い時は痛い』というものです。
これはどういうことかというと、痛くない『鍼』をすることは可能です。
ただ痛くない『鍼』にこだわりすぎると、必要なツボ、必要な深さに鍼治療ができないときがあります。
必要なツボ、必要な深さに鍼を打つ際には、どうしても痛みが出てしまうことがあるからです。
そういった時は、痛いのを我慢して鍼治療を受けてもらっています。
なので、『痛くない時は痛くないし、痛い時は痛い』といった答えになります。
鍼治療を受ける際には、ある程度痛いとしても、『こういうものなんだ』と受け入れてもらう必要があると考えています。
▼▽ 鍼は痛くとも受ける価値がある ▽▼
鍼治療に痛みが伴うことは、患者さん自身が受け入れるしかありませんが、一つ言わせてもらいたいのは、例え痛くても鍼治療は受けたほうがいいものだということです。
身体に症状を引き起こしている原因は、身体の深いところにあるケースが非常に多いです。
特に慢性化した症状では、その傾向が強いです。
この深い場所に対する治療は鍼治療が適しています。
マッサージはどうしても身体の深い場所に刺激を入れるのが難しいです。
その点、鍼はピンポイントでその深い場所に刺激を入れることができます。
身体の深いところに刺激を入れられることからも、特に慢性的な症状を得意としてます。
鍼は確かに痛い時がありますが、仮に痛いとしても、それを我慢して受ける価値があるものです。
鍼治療は本当に、多様な病気、症状に効果を発揮してくれます。
長く続く身体の不調や、なんだかスッキリしない身体、仕事での疲労が抜けない状況を改善する手助けができます。
痛いというイメージがあっても、それを上回る効果がありますので、一度試してみてはどうでしょうか。
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