『姿勢改善には集中力が必要です』
姿勢改善コースの注意事項【一番重要です】
※必ず全てを読み、理解した上で、ご予約くださいm(__)m
姿勢改善コースを受ける方は、下記の注意事項の全てに同意していただいた方のみとさせていただきます。
全てに同意できない方は当院での姿勢改善は考えず、他を当たるようにしてください。
【注意事項】
・見た目の良い姿勢が健康的な(身体への負担が少ない)姿勢ではない、という方針です。
・今までにご自身で行ってきた姿勢改善への取り組みは、全て忘れてください。
・『こうすれば姿勢が直る』といったような自己判断、見立てはしない、または全て忘れてください。
・姿勢改善に、マッサージを期待しないでください。
・脇やお腹にしっかり触ることがあります。
・説明をする時間が長くなることがあります。
・即効性のある施術にはなりません。
・絶対に1回で良くなることはありません。
・患者さんの生活習慣や仕事の内容などは正確には把握できないという前提で施術をすすめます。
・ご自身で自分の姿勢(立位)を、裸、またはボディラインがしっかり視認できる状態で、動画や写真を使って把握する習慣をつけてください(正面、横から、両方からのアングルでの撮影が必要です)。
※現在、更新中。
可動性、力み(脱力)、身体感覚
姿勢を直す際のポイントは
・可動性(関節可動域)
・脱力(余分な力みを取る)
・身体感覚(自分の身体の輪郭など形を認識する)
になります。
上記のポイントが整えば整うほど、姿勢が自分でコントロールしやすくなり、仮に姿勢が乱れても自分で調整できるようになります。
身体の可動性
可動性がポイントになる、というのはそもそも姿勢を整えるように身体を動かす際の、関節可動域がお備わっていないと、良い姿勢を作ることができないからです。
身体の可動域が出たところで姿勢が直るわけではない、と思ってしまう方は少なくないと思います。
セルフケアでしっかりストレッチをして、可動域が改善したけど姿勢は直らなかったという声も聞いたことがあります。
そういうケースもあるのですが、姿勢を直すためには関節の可動域が正常範囲内である必要はあります。
可動域さえ正常であれば姿勢は直る、という意味ではないだけです。
脱力しても保たれる姿勢に
次に脱力です。
この脱力が正直かなり難しいポイントになります。
脱力と聞くと、
・力を全て抜く
と解釈する方もいますが、そうではなく
・必要最小限の分だけ力を入れる
というのが必要とされる脱力です。
要は力を抜いた状態で姿勢が保たれているということは、身体のパーツの位置関係が良く、余分な力を使わなくても安定している状態が作られている、ということだからです。
そのため、脱力できるかどうかが姿勢を整えるために大切なポイントになってきます。
身体の感覚を高める
姿勢を直す際の最終目標は
・自分で自分の身体をコントロールすること
です。
仮に姿勢が乱れても、それに自分で気づき修正する。
そこまで至れれば最高の結果です。
そのためには身体が今どうなっているかを感じ、認知する必要があります。
自分の身体を感じる能力を高めなければ、自分の姿勢がどうなっているかを認知することはできません。
身体感覚が弱く、自分の姿勢が今どうなっているかを感じれないということは
・スタート地点とゴール地点が分からずに目的地に向かっていく
ような形で姿勢改善に取り組むことになります。
スタートとゴールの間にあるギャップを埋めていくのが姿勢改善です。
まずは現状把握するのが大切です。
頭の中の自分の身体のイメージとのズレ
人間が自分の身体をコントロールする上での一つの基準になるのが
・内部モデル(脳内のボディイメージ)
です。
その内部モデルを元に身体を動かす運動プログラムなどを作り、実行しています。
そうなると、内部モデルが実際の身体の状態を一致すればするほど、身体の使い方は効率的になってきます。
姿勢も同じです。
自分の頭の中では姿勢を整えているつもりでも、内部モデルと実際の身体にズレがそもそもあるため、上手くコントロールできない状況になってくるわけです。
まずは確認すること【姿勢改善】
内部モデルと実際の身体を一致させるためにまずやるべきことは
・自分の目で確認すること
です。
それだけです。
それだけのことですが大切なことですし、姿勢にお悩みの方で実際にこれをやっている人はほぼいません。
姿勢に悩んでいるといっても、人から言われたとか、身体の調子が悪いから姿勢も悪いのかな、と考えてる人がほとんどです。
自分の目で確認してこそ、内部モデルと実際の身体のズレが認識できます。
確認方法は簡単で
・カメラに自分の身体の全体像を収めて見るだけ
です。
それだけです。
それだけをまず毎日やるくらい繰り返し確認してください。
何が悪い、とかは考えなくても良いです。
確認の際のアングルは
・真横から(矢状面と言います)
・真正面から(前額面と言います)
撮影して確認します。
特に、真横からの確認が重要です。
真正面からは鏡などでよく見るため、比較的ズレは少ないからです。
身体感覚の優れた人は確認しなくても姿勢を把握できていると思いますが、実際にそこまで優れた人であれば姿勢で悩むことはないと思いますので、当院では出会うことはないと思います。
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