頭痛と眼精疲労

頭痛(偏頭痛、群発性頭痛)と目(眼精疲労、近視など) 鍼灸治療のすゝめ

目の疲れと頭痛が併発

愛知県一宮市の青葦【あおい】鍼灸院の加藤です。

頭痛と併発していることが多い

目の症状(眼精疲労、近視、乱視など)

目の症状と頭痛の関連を考えてみます。

頭痛と目

頭痛で悩まれている方には

・眼精疲労

・近視

などの目の症状をセットで持っている方が多いです。

目と頭痛を関連付けるものとして

・視覚

が挙げられます。

頭痛には『緊張性頭痛』というものがあり、主に首、肩の筋肉の過度の緊張からくる頭痛です。

そして、首の筋肉には目の動きと連動して使われる筋肉があります。

後頭下筋群といって、首と頭のつなぎめに密集している筋肉たちは、目の動きと連動して使われることが多いです。

つまり、目に負担がかかっている状態とは、後頭下筋群にも負担がかかっている状態でもあります。

それが目の症状と頭痛が関連していくる理由の一つになります。

頭痛と近視

近視の方は頭痛も患いやすいようです。

目が悪い(近視、乱視)ということは、それだけ目を視る対象に近づけたり、目を細めたりすることにつながります。

そういった動作は、姿勢を崩しやすくします。

崩れた姿勢は、頭や首の位置関係(アライメント)も崩します。

特に多いのが、

・頭部前方突出

という姿勢。

書いて字のごとく、頭を前に突き出したような姿勢です。

ストレートネックにもなりえますし、猫背にもなりえます。

ストレートネックや猫背が身体に良くないのは、よく知られていますよね。

スマホやパソコンを使う時間が社会全体で増えてきて、それに伴って頭痛も増えてきているような感じでしょう。

やはり、目と頭痛の関連は強いと思います。

頭痛と目、首の運動

頭痛と目が関連するのであれば、その改善法も目を絡めて考えた方が効率的です。

簡単にできてオススメなのが、

・目と首の動きを連動させたエクササイズ

です。

やり方は簡単です。

・視線を動かす方向に首も動かす

・視線を動かす方向と逆に首と動かす

というものです。

これを5分くらい繰り返しましょう

加藤自身も頭痛がある時はよく使いますが、なかなか効果的です。

簡単なので、頭痛を解消したい方は一度試してみてください。

 

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