愛知県一宮市の青葦【あおい】治療院・整体院
院長の加藤です。
最近(?)は呼吸がブームになっていますね。
腹式呼吸とかヨガとか。
どうやら呼吸法を変えると
色々といいことがあるようです。
呼吸の機能は優先順位が高い
そもそも呼吸の機能とは
身体の生命維持において
優先順位が高いものです。
例えば、
お腹が空いた時、
すぐにご飯を食べなくても
死ぬことはないですが(何時間もの間)、
呼吸が止まってしまった時、
すぐに呼吸ができないと
死ぬことになったり、
脳に後遺症が残ったりすることになります。
特殊な訓練を積んだ人は別ですよ。
ちなみにギネス記録では
22分呼吸を止めれるダイバーの方がいるそうです。
呼吸から姿勢が変わる
話が少し脱線しましたが、
それくらい呼吸の機能は
身体にとって優先順位が高いということです。
ということは、
呼吸を優先する場合、
他のことはおざなりになってしまう可能性がある
ということになりますね。
例えば、姿勢。
全力でダッシュした後は、
苦しくて身体を前に屈めてしまう
といった姿勢をとった覚えがある人は
たくさんいると思います。
この前に屈める姿勢は
実は呼吸をしやすくする姿勢です。
横隔膜と骨盤底のポジションが合っているので、
呼吸がしやすいんです。
*骨盤底とは
骨盤の中の内臓の受け皿のようなものです。
具体的には肛門の周りの筋肉などです。
ですが、呼吸を優先するあまり、
その前屈みの姿勢が
ずーっと維持されてしまったらどうなるでしょう。
いわゆる
猫背
といった姿勢になりますよね。
そういったケースがあることが
呼吸から姿勢が悪くなってしまうことを
教えてくれます。
ただ逆に言うと、
呼吸を良くすれば姿勢も良くなる
ということでもあります。
横隔膜を使った呼吸
では良い呼吸とは何か。
よく言われているのは、
腹式呼吸
ですよね。
腹式呼吸と聞くと
お腹を膨らませるイメージですね。
良い呼吸とは
腹式呼吸と言ってもいいのですが、
より厳密に言うなら、
横隔膜を使った呼吸
です。
横隔膜を使えているからこそ、
呼吸の際にお腹が膨らむのです。
横隔膜を使った呼吸を習得する
第一歩として、
腹式呼吸という
息を吸う際にお腹を膨らませる
呼吸を意識してみるのがも
一つの方法ですね。
次回は、横隔膜について
もう少し詳しく説明したいと思います。
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